投稿日:2025年04月20日(日)
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投稿日:2008年09月24日(水)
小説とはなんぞや、と頻繁に口にするわりには、書いた文章はみなどこかで見たようなものになってしまう。投稿日:2008年09月21日(日)
BOOKOFFのヘビーユーザー(?)に消しゴムは欠かせない。投稿日:2008年09月20日(土)
昨日の夜、ついにクスリを飲んでしまった。風邪薬だけど。投稿日:2008年09月20日(土)
物書き連中はとにかく他人と違うことを書こうと必死だ。他人と同じことしか書けないのでは存在する価値がない。これについては、感情的には反発したいけれども、他人事だと考えれば「当然じゃん」と思う。投稿日:2008年09月20日(土)
ショートショート的な、いわゆるひねりとオチがキモとなる物語において「価値観の逆転」は基本的な手法だと思う。「視点の逆転」ともいえるかもしれない。俺は藤子・F・不二雄先生のファンなので例をあげるのも先生の作品になってしまうが、たとえば「ミノタウロスの皿」では牛と人間の立場が入れ替わった星の話、「気楽に殺ろうよ」では食欲と性欲の社会的価値が逆転した平行世界の話だ。ちなみに、先に言っておくと、俺は冒頭で書いた「ョートショート」というものが好きではない。「ひねりとオチがキモとなる物語」が好きではない。遠回しに、何かを牽制しているわけだが、そちらはそちらであまりに支持者が多いのでなるべく喧嘩は売りたくない。俺は藤子・F・不二雄先生の作品については、安っぽい響きのある「ショートショート」を超えた次元にあると思っている。同時に、文字だけの小説には不可能な、マンガだからこそ表現できる(この言い回しがすでに陳腐きわまりないが)世界を支持したい。世界とは、最近だったら、空気といったほうがしっくりくるかもね。小説で表現できる空気と、マンガで表現できる空気はまったく違うものだ。
話がそれてしまった。
何が言いたいかというと、「価値観の逆転」で作られた作品は慎重に吟味しないと他人のアイデアとかぶってしまうということだ。今書いている文章は自戒も含めているが、わかる人にはわかるだろうけど、今騒がれている某作品のことだったりもする。タイトルを書くと検索でやってくる人がいて困るんだ。検索でやってくる人というのは、別にかまわないけど、ときにひどく短絡的な感情でもって持論や怒りをぶつけてくるから、怖い。ついでにいうと、俺はどっち(渦中の小説家と漫画家)のファンでもない。俺は藤子・F・不二雄先生の作品と魔夜峰央先生の作品さえあれば残りの人生を楽しく過ごせる。ちなみに小説だったら花村萬月先生だけど。
最後にとんでもなく酷いことを書くが、ショートショートという概念が世の小説家志望たちにある偏った小説観を与えてしまっていることについては、誰か何か書いていないのだろうか。
※※※
追記というか、ここまで書いておいて自分がとんでもなく重要なことを忘れていることに気づいた。藤子・F・不二雄先生の短編は最初から大人を意識して描かれたものが多いということだ。純粋に物語の面白さを子どもたちに伝えようとする行為と、社会風刺や問題提起を含めたメッセージ性を同列に語ってはいけないだろう。ああ、うまく言えねぇ。というか、これがうまく言えたら俺はこんなところでくすぶっていない。
※※※
また追記というか、いつもだったらこういうのは消してしまうのだが。「ショートショートの概念」なんてさらりと書いてしまったけど、概念とか言い出すならまず真っ先に俺自身がショートショートの本質を何かつかんでいるのかと自問せねばなるまい。他人にとやかく言う前に、まず省察せよ、か。だったらおまえ書いてみろと言われてもすみませんごめんなさいと謝るしかないのだから。あー、ここでビシっと自作を呈示できたら最高にカッコイイんだろうなあ。だから小説家に憧れる人がおおいのかもしれない。
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