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ゆっくりと小説を書こう

小説の書き方やお役立ち本などを紹介するBlogです。「小瀬朧」名義で第9回ビーケーワン怪談大賞をいただきました。twitterでtwnovelや短歌などを発表中。

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投稿日:2025年04月18日(金)

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一日十枚はまだ無理そう

投稿日:2008年12月24日(水)

一日に原稿用紙十枚分、文字数にして4000字(計算あってるか?)が書けるようになるのが当面の目標だ。

今のところ、一日の限界は2000字前後だが、これも書くことがあればの話であって、内容も含めてまったくの0からのスタートとなるとかなり厳しい。というか、無理。キーボードを打って文字にするという意味での「書いている」時間よりも、考えている時間のほうがずっとずっと長いから。

ところが、作品の内容をいくら時間をかけて考えたところで、実際に書いてみるとまったく予期しなかったものができあがってしまうことのほうが多い。

書く前はあーしてこーしてこーなってとストーリーの流れを決めているのに、書き始めると「この場面でこの台詞はないだろ」とか「この動きは不自然だな」とか、当初の予定のまずさばかり気づいてしまう。書きながら、より「自然な世界」になるように調整していく。調整というのはおかしいか。

なるようにしか、ならないだね。

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書けることしか、書けない

投稿日:2008年12月21日(日)

実際に小説を書くようになると、この当たり前のことを痛感してしまう。

自分が書けることしか、書けないのだ。

では、その「書けること」とは何かというと、それは「書いたこと」になる。書いたという事実が、書けることに他ならない。真実も虚構もすべて含め、文章を書くという行為の本質は、書くことによって初めて生まれるのだ。

無から有は生まれない、というありきたりなフレーズがあるけれども、書くという行為は無と有のギリギリの隙間を行ったり来たりすることではないか。


なんてことを、瞑想しながら、思ったけれども、意味がよくわからない。

メモ用紙を買いに行ったら売ってなかった

投稿日:2008年12月20日(土)

いつもダイソーの400枚入りのブロックメモを使っている。それがもうすぐ終わりそうなので、今日買いに行った。買いに行ったら、もう売っていなかった。

かわりに、500枚入りのスパイラルブロックメモという、奇妙にねじれた形のメモを買った。変なの。なんだか、見ているだけで気持ちが萎えてくるので、早く使い切ってしまいたい。

以前のブロックメモ、もう売らないのかなあ。代わりを探さないと。

絵を描く

投稿日:2008年12月15日(月)

さーて、困った。

自分の人生において、絵を描くことなんて絶対に縁がないと思っていた。しかし、それは想像力というか現実の認識能力があまりにも欠如していた。

姪だ。私の可愛い姪だ。

姪が最近お絵かきをするようになったのだ。もちろん、お絵かきといっても、ペンをもって紙にデタラメに線をぐりぐりと描くだけだが、私にもペンを渡して、いっしょに描けと催促するのだ。

そこで私は、絵本を見ながらアンパンマンやワンワン、うーたんなんかを真似して描く。すると「あんぱんまん、あんぱんまん」と大変喜ぶ。姪が喜ぶと私はもっと喜ぶ。ではさらにと今度はカレーパンマンやしょくばんマンも描いてみる。ところが姪は「やーだ、やーだ」と嫌がるのだ。ふむ、アンパンマンはオーケー、カレーパンマンとしょくぱんマンはノーなのね。おじちゃん学んだ。

そんなことを最近しているものだから、姪は私の家に来てボールペンを見つけると喜んで飛びつく。ついでに、私がマインドマップ用に買っておいた100円均一のスケッチブックも、しまってある場所を覚えてしまったのでそこから引きずりだして私のところへもってくる。そして、一緒にお絵かきが始まるのだ。

スケッチブックに絵本からアンパンマンを描き写しながら、思う。自分で絵が描けたらよかったのになあ、と。本当ならネコやイヌや、ぞうさんやきりんさんやパンダさんなんかも描いてあげたいのに、おじちゃんだめだよ、絵がぜんぜん描けない。おじちゃんががんばって描いたぞうさんは、おぞましい異形になってしまうの。

早い話が、絵というより子ども向けの可愛いイラストが描きたいわけなのだが、今までそんなことは考えもしなかったから、ぜんぜん描けない。そりゃ、小説と同じ理屈で、とにかく描けよといわれそうなので、まあ、姪といっしょにとにかく描いてはいるのだが、これは姪が描きましたといっても誰も疑わないかもしれない気の毒な絵しか描けないのだ。自分で描いたのに、イヌなのかネコなのか、わからないってのは、ちょっと、ねえ。

そういえば高校のとき、美術教師に恋心を抱いていて、放課後になると用もないのに美術室に入り浸っていた。そんな甘酸っぱい(のか?)青春の一ページ(まさか自分が使うとは思わなかった表現)を思い出してしまった。

限界を超えた

投稿日:2008年12月13日(土)

とりあえず、巧拙を論じるのは別として、なんとかまとまった分量の小説を書くことができた。約11000字も書けた。普段、某所に投稿する1200字の怪談ばかり書いているから、えらい進歩だ。ちなみに、怪談ばかり考えていると、頭が「怪談脳」になっているから、普通のジャンルを書くときは微妙におかしくなる。たとえば、明るい文章が書けなくなったりする。いや、自分、もともと暗いけど。

成長とは限界を超えることである、と考えれば、今回は確実に成長したわけだ。しかし、同時に、次の限界が見えてこないと、さらなる成長はないということでもあるのだ。分量だけみるなら、次は50枚の壁か。あるいは100枚か。ただ、それもスラスラそこまで書けるようでは限界ではない。ただの惰性になってしまう。惰性は進歩に結びつかない。

これで、他の小説家志望の方々と同じように、100枚単位の作品が普通に書けるようになったら、その先はきっと内容で苦心することになるだろう。たぶん。いまだに起承転結とか序破急とか、そういうのがわからないし、そもそも小説とはなんぞやという問いに、これといった答えが見つかっていない。

なんていうか、けっきょく、カオスに戻ったかんじかな。



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プロフィール

HN:
小瀬朧
性別:
男性
自己紹介:
創作怪談、twitterの短文小説#twnovel、短歌など。
メールでのご連絡は benzine100@gmail.こむ スパム対策なのでこむをcomにかえてください。 


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