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ゆっくりと小説を書こう

小説の書き方やお役立ち本などを紹介するBlogです。「小瀬朧」名義で第9回ビーケーワン怪談大賞をいただきました。twitterでtwnovelや短歌などを発表中。

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投稿日:2025年04月18日(金)

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マヨネーズたっぷりのたい焼き

投稿日:2009年01月30日(金)

ホームセンターの敷地内に、たい焼きやソフトクリームを売る小さなお店があるんだけど、そこの新メニューが「ハムマヨたい焼き」だったりする。

先日、ホームセンターへ特売品になっている598円の長座布団を買いに行った。その帰り、母親が、何か食べたいねぇ、というから、たい焼きを買うことにしたんだ。母親はそろそろぼけはじめているので、やたらと何かを食べたがる。物忘れもひどい。それでも、ヒキコモリニートである私を養うため、たった700円の時給でパートをしているのだ。というようなことを書くと、その真偽はともかく、やはり真っ赤になって怒る読者がいそうで怖いよね。

それはともかく、たい焼きを買うことにしたんだ。その店の名前は「一口茶屋」という。昔は、地元だけにしかないローカルなお店だと思っていた。しかし、あるとき東京の上野で焼き肉をごちそうしてもらった帰り、街中でこの「一口茶屋」を見つけて驚いたのだ。チェーン店だったのね。

で、先日、その一口茶屋が「たい焼き五個で500円」というサービスをやっていた。一口茶屋のたい焼は一個120円から140円ぐらいはしたので、これはとてもお得だと思った。三個買うぐらいなら五個買ってしまったほうがいいだろう。母親が一つ、私が一つ、父親が一つ食べて、残りの二つは次の日のお昼ご飯にすればいい。そう考えて、注文した。ちょうどメニューが五種類あるというので、それを全部買ってみた。

そうしたら、そのなかに「ハムマヨたい焼き」なる奇妙な新製品が入っていたわけだ。

語感からして、たい焼きのなかにハムとマヨネーズが入っているだろうことは予想できる。まあ、こんなのは考えるより体験したほうが早い。

さっそく頭からかじりついてみる。私はたい焼きは頭から食べる派なのだ。歯が外側の皮を突き破ると、張りのあるハムの食感があらわれる。同時に、大量のマヨネーズが溢れ出し、口のなかいっぱいに酸味が広がる。たい焼きの皮のほのかな甘み、ハムの旨み、マヨネーズの酸味が混じり合う。

まずくは、ない。

囓り口を見てみると、二枚のハムの間にマヨネーズが充填されているのがわかる。たしかに、これはハムマヨだよな。

しかし、冷静に考えてみると、たい焼きのなかにたっぷりとマヨネーズが入っているのである。いいですか、普通のあんこのかわりにマヨネーズが入っているのですよ。もうたっぷりと。マヨネーズだけだと手抜きに思われるから、じゃあハムも入れておくか、という発想ではないかと勘ぐってしまう。これは、間違いなく、マヨラー向けのたい焼きなのだ。ところで、「マヨラー」という言葉は2009年の今でも通用するのだろうか。うーん。

一口茶屋のたい焼きというと、わたしは「小倉&クリームチーズ」が大好物だ。その名の通り、たい焼きのなかに小倉とクリームチーズが入っているもので、甘みと酸味のバランスが絶妙で大好きなのだ。だけど、この「ハムマヨ」はどうなんだろうなあ。一個食べるだけでかなりの量のマヨネーズを摂取することになるんだぜ。

でも、ハムマヨって言葉はなんか可愛くていいよね。


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今度は横だぜ

投稿日:2009年01月29日(木)

前回の雑記にダイソーで買った文庫本サイズのミニノートがタテ罫でずっこけたという話を書いた。タテ罫ってのは、ノートの線が縦に引かれている、縦書きのノートのことだよ。

縦書きでもいいからとりあえず使おうって思ったんだけど、やっぱいやなので、またダイソーに行ってきた。

文房具コーナーに行くと、赤いノートと青いノートが並んで売っている。前回は、赤がいいや、という色の好みだけで選んでしまった。そうしたら、そのノートは縦書きだった。ならば、青のノートは……おお、横書きだ。

なるほど、赤と青で罫線の方向が違っていたのね。って、わかりづらいなあ。

と思ったら、表紙に「THE NOTEBOOK HAVING HORIZONTAL RULED LINE」と書かれてるではないか。念のため、赤い方のノートも見ていると表紙に「vertical ruled」の文字が確認できる。なぜか、前者は大文字、後者は小文字だったりする。もちろん、ノートの裏表紙にはそれぞれ「ヨコ罫」「タテ罫」としっかり日本語で書かれているから、あまり大きな声で文句はいえない。いってるけどね。

まあ、アレだね。ノートは必ずしも横書きとは限らないということだよ。


それはともかく、重要なのはサイズだ。とにかく文庫本サイズのノートが欲しかった。文庫本と同じ大きさなら収納も楽だよね。それに、文庫本サイズってのは、普段の読書でなじみ深い大きさだから、使っていて違和感がない。ほら、開くときに手で持つでしょ、そのときの持ち具合が文庫本と同じだからいい。さらに、視線の移動範囲も文庫本を読むときと同じ。って、なんかすげぇ微妙なポイントばかりだな。

ただ、このあたりのこだわりは、現役の学生や卒業して間もない方にとってはまったく違う話になるだろうね。当然、普通サイズの大学ノートのほうがなじみ深いと思う。

もう一つ、先月末にデスクトップパソコンが壊れて以来、ノートパソコンを使っているのも理由に入る。ミニテーブルの上にノートパソコンを置いているから、ノートを広げるスペースがまったくないのだ。A5サイズのノートでさえ、厳しい。ノートパソコン本体のパッドではなく、マウスを接続して使っているから、机の上にゆとりはもうないのだ。

文庫本サイズも本当はきついけど、これぐらいの大きさなら手の上で書けるから大丈夫。


一応、そのノートの型番というか商品番号は「D-39 ノート No.622」です。3冊入って105円だからけっこう安いよね。

ダイソーのノート

投稿日:2009年01月28日(水)

100円ショップのダイソーで、文庫本サイズのノートが3冊組で売っていると聞いて、メモ帳に使いたいのでさっそく買ってきた。

ところで、ダイソーに「100円ショップの」ってつけていいのかなあ。昔は100円ショップって呼んでいたけど(100円均一ではない)、今じゃ100円以外の商品が多いよね。ちょっといい商品があると、200円とか300円ってなっているし、1000円なんてのも増えてきた。ダイソーのホームページを見ても、もう100円ショップっていう冠はなくなっているから、普通に「ダイソー」って書けばいいのかな。

で、そのダイソーから買ってきた文庫本サイズの3冊組みノートだけど、開いてみたら、縦書きなんだよ。おら驚いただ。

縦書きのノートなんて、売っていないことはないけど、じっさいに買ったのは初めてかもしれない。

縦ならちゃんとわかるようにしておけよ、と思ったけど、ノートの裏表紙にはしっかり「タテ罫」と書かれているし、表の表紙には縦のラインがデザインされている。

メモってさ、だいたい横書きだよね。というか、縦書きでメモしている人に出会ったことはない。それでも、小説家とか日本語にこだわりがある職業の人とかは、やっぱり縦書きでメモをとるのだろうか。自分は、ふだんエディターで小説を書くときは縦書きにしているけど、メモは横書きだ。この際だから、メモも縦書きにするかな。うーん。

縦書きと横書きって単なる文字方向の問題じゃなくて、文章の質も変わるような気がするんだ。なんていうかな、縦書きのほうが、書いていて気分が引き締まるかんじか。横書きだと阿呆なことも書けるけど、縦書きだと真面目で堅い文章になるような。もちろん、自分の話であって、他の人がどう感じるかはわからないけどね。

もし、縦書きの小さいノートを探している人がいたら、ダイソーにあるよ、という話だったり。ちなみに商品場号は「D-39 ノート No.623」だよ。


メロンパンナちゃんは難しい

投稿日:2009年01月28日(水)

一色のペンで描くとなると、どうにもうまくいかないのだ。

アンパンマンとバイキンマン、カレーパンマンにあかちゃんマン、それとチーズかな、このあたりはなんとか描けるようになった。姪が「あんぱんまん、あーいんあん(バイキンマンのこと)」と区別できているのでOKなのだ。どういうわけか、カレーパンマンはお嫌いなご様子で、カレーパンマンだよー、って描いてあげると、やあだ、やあだ、と不快感をあらわにする。先日はカレーパンマンを描いたら、怒ってクレヨンを投げてしまったので、気をつけねばならないのだ。

アンパンマンに登場するキャラクターを描いていれば姪はご機嫌になってくれる。

ところが、メロンパンナちゃんは難しくていまだにうまく描けない。一応、描いて姪に見てもらっても、なんだかわからないらしく、困っている。

何が難しいかというと、メロンパンナちゃんの顔の模様だ。メロンパンナちゃんはメロンパンだから、顔にひし形の模様が描かれている。一般的なメロンパンって、表面に格子状の溝があるでしょ。縦横に走っている溝というか模様というか。あれが、メロンパンナちゃんの顔にも再現されていて、目の周りがうっすらとひし形に塗られているのだ。

それを同じ太さのペンで表現するのが、私にはできないのだ。

明日も練習する。

ああ、あと、ドキンちゃんも難しいよね。





ずか、ずか、図鑑

投稿日:2009年01月26日(月)

植物図鑑が欲しい。それも学研のポケット図鑑。中身を確かめてから買いたいのに近所の本屋には売っていない。


そんなことを前回書いたが、それは土曜の夜のことだ。そして日曜の朝、さっそく「近所ではない」本屋に出掛けた。ちょっと遠い。長旅になるだろう。


遠くへのお出かけは一人では怖い。だから、ママと一緒に行く。馬券売り場に出掛けるパパを見送ってから、ママをクルマに乗せて出発する。ねえママ、ボク植物図鑑が欲しいの、いい子にするから買ってちょうだい、とおねだりしながらクルマを運転する。大井松田から東名高速に乗り名古屋方面へ向かう。途中、御殿場を過ぎたあたりで、そもそもこんな嘘を書いて何になるのだろうと思いはじめる。それでも、まあいいや、と走り続けるものの、だんだんあほらしくなり、浜松で降りて一般道に入り、浜名湖でうなぎパイを買って帰った。嘘だ。ああ、嘘なのに、うなぎパイが食いたくなってきた。


振り出しに戻る。


日曜の朝、さっそくちょっと遠くの本屋へ出掛けることにする。遠いといってもクルマで30分かからないぐらいの場所なので、地元であることにはかわりない。本屋のそばのホームセンターで白髪染めを買いたいというので、母も同行する。普通のドラッグストアやスーパーではだいたい598円とか698円で売られているあるメーカーの白髪染めが、そのホームセンターでは常に498円なのだ。


途中、妹のアパートによって姪におはようの挨拶をすると「いぐ、いぐう、ばーちゃんち、いぐぅ」と私に抱きついてきて離れない。だから、姪も一緒に本屋へ連れて行くことにした。チャイルドシートを妹のクルマから外し、私のクルマに装着し、さあ本屋さんへ向けて出発だ。


ついた。


妹のアパートからその本屋まではすぐだからな。


クルマの時計を見ると朝の9時を過ぎたばかりだ。本屋の入り口を見ると、営業時間朝10時からと書かれている。もう一度クルマの時計を見ると、朝の9時を過ぎたばかりだ。


クルマのなかで姪とアイアイを唄って時間をつぶす。


あーいあい あーいあい あーいあい あーいあい
あああああ うううああうう ああ


アイアイに飽きたら、ぞうさんを唄う。


ぞ~~~~おしゃん ぞ~~~おしゃん 
あああううあ あうあああう


だめだ、とても時間がつぶせる気がしねぇえ。


というわけで、先にホームセンターへ行くことにする。ホームセンターなら、わりと朝早くから営業しているはずだ。そんな気がする。


だーれもいない本屋の駐車場からホームセンターの駐車場へ移動する。看板の営業時間を見ると、開店時間は9時30分と書いてある。ああ、よかった。あと数分待っていればオープンする。それまで、姪といっしょにアイアイを唄って時間をつぶすことにする。


あーいあい 以下略


ところで、アイアイって、なに。歌詞によると、みなみのしまの、しっぽのながい、おさるさんだよー、ということだが、実在するのか? 家に帰ったら調べよう。覚えてないと思うがな。それにしても、私が保育園のころもアイアイを唄っていたのだから、ずいぶん昔の曲なんだなあ。なぜ、アイアイなのだろう。アイアイには何か特別な意味があるのだろうか。たとえば、どこかの国が友好の証として日本にアイアイを贈ってきたというストーリーがあるのだろうか。それもいっしょに調べよう。たぶん、覚えちゃいないと思うがな。


というようなことを考えていたら、ホームセンターが回転した。回ってどうするこの誤変換め。開店した。自動ドアのロックが解除され、ようやくなかに入れるようになった。


一歩店内に入ると、姪がものすごい勢いで私の抱っこをふりほどき、きゃ~~~~っと歓声をあげながら店内を走り出す。どんだけうれしいんだろうと思う。ホームセンターに何を期待しているのだろう。というようなことをうっかり書くと(書いちゃったけど)、子どもの奇声に過剰反応される読者の方々からお叱りをうけそうだ。怖いから誤っておこう。間違ってどうする。謝っておこう。ごめんねごめんねー。


ところが、可哀想なことに、このホームセンターにはおもちゃコーナーがないんだよね。おもちゃといっても、たいていのホームセンターで文房具コーナーに並んで置かれている、しゃぼんだまとか風船とかふきもどしとか、そういう駄菓子屋レベルのものを指しているんだけど、それすらないんだ。姪には一応いってあるよ。ごめんねここにはおもちゃないんだよー、って。でも、通じてないようで、ずっと店内を走り回っているなあ。あれはおもちゃコーナーを探しているのですよ。


姪はなんとか文房具コーナーにたどり着いて、子ども用のネンドやカラフルな絵の具を見て、あれえ、これおもちゃかなあちがうかなあ、という表情をしている。で、姪はたいへん賢い子なので(えっへん)、これはおもちゃじゃない、とすぐに判断してまた走り出す。私はデブで動きが鈍いから、その後ろをはぁはぁいいながら追いかける。幼女を後ろからはぁはぁいいながら追いかけている、980円のボロジャンパーを着て、ぼさぼさ頭の不審人物。それが、おじちゃんだ。おじちゃんはつねに通報される恐怖と戦っているのだよ。


姪はスポーツコーナーでサッカーボールを抱えている。私の姿を見つけると、かうぅ、かうぅ、と切ない声を出してすり寄ってくる。サッカーボールが欲しいらしい。どれ、おじちゃんにみせてごらん、というと、やあだ、と拒否される。渡したらまた棚に戻されてしまうことを学習したということだ。さすが、私の姪は賢い。姪がこの賢さということは、仮に私に子どもができた場合、想像がつかない。カミの子が生まれるかもしれない。新しい宗教が誕生する可能性もあるな。


と思ったら、サッカーボールは床に放り投げて、別のボールを抱っこしている。かうぅ、かうぅ、と切ない声を出してすり寄ってくる。バスケットボールが欲しいらしい。どれ、おじちゃんに(中略)新しい宗教が誕生する可能性もあるな。


最終的に、姪には398円で用途不明のカラーボールで手を打ってもらった。ボールが家にどんどん増えていく。


レジに並んで498円の母の白髪染めと398円の姪のカラーボールを購入。さて、買うものも買ったからお家に帰って姪と遊ぼう。


買ってねえよ。肝心の植物図鑑を買ってねえよ。


というわけで、時計を見ると10時を過ぎていたので本来の目的である本屋へ行く。本屋に入ると、姪がきゃ~~~~と歓声をあげながら走り回る。怖いよね。本好きの人ってさ、こういうことを冗談でも書くと、本気で怒りそうでさあ。だから断り書きをしておこう。この物語はフィクションです。都合の悪い部分は、実在の私および姪とは関係ありません。


とかなんとかいっているうちに、学研のポケット図鑑『植物』を無事発見。なかを確認してみると、植物のことがたくさん書いてあった。これでいい。


買って帰った。おしまい。






 




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小瀬朧
性別:
男性
自己紹介:
創作怪談、twitterの短文小説#twnovel、短歌など。
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