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ゆっくりと小説を書こう

小説の書き方やお役立ち本などを紹介するBlogです。「小瀬朧」名義で第9回ビーケーワン怪談大賞をいただきました。twitterでtwnovelや短歌などを発表中。

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投稿日:2024年04月27日(土)

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嫌いな音

投稿日:2009年05月25日(月)

カブっていうのかな。郵便配達や新聞配達が使っているバイク。

ぶろろろろろろ……・ってあの音が聞えてくると、心臓が止まりそうになる。あるいは、ズキンと激痛が走る。

もちろん、私の心理的なものであって、郵便配達や新聞配達が悪いわけではないよ。

さらに、玄関においてある郵便受けに何かが投げ込まれるガコンという音を聞くと、すさまじい吐き気に襲われる。

音と心と身体はどうやら直結しているようで、いくら理性で「大丈夫だよ」とわかっていても、それらの音が聞えてくると勝手に身体が反応する。テレビから、たとえばドラマのなかから、聞えてきても同じ。

ちなみに、カブの姿を見るのは平気。音が、ダメ。

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腹話術の誘惑

投稿日:2009年05月24日(日)

姪が見たら喜んでくれるだろうか。

というわけで、俄然、腹話術に興味が出てきた。

ダイソーかどっかで適当に人形かぬいぐるみ買ってきて、「こんにちは! ぼく、お人形だよ」とかやったら、びっくりしたり喜んだりしないだろうか。

ああ、やってみたい。でも、今日は姪が遊びにこない。

ところで、昨日、姪が初めて私のことをパパと呼んでくれた。油断したらしい。学校の先生をお母さんと呼んでしまうのと同じ類の間違いだ。パパじゃないよおじちゃんだよ、いったら照れていた。かわいかった。

おかしいなあ

投稿日:2009年05月23日(土)

なんだか、部屋のなかから何かがなくなったような気がする。

でも、別に何もなくなってはいないようだ。

変な気分。

これも心の何かそういう錯覚なのかなあ?

何もなくなっていないのに、何かがなくなってしまったような感覚。

『船を建てる』に出てきた「いないはずの誰かがいなくてさびしい」(だっけ?)のような。

ないはずのモノがなくなってしまってさびしい。

眠くなる薬

投稿日:2009年05月18日(月)

あるドラッグストアチェーンの、プライベートブランドっていうのかな、そのお店の名前が入った風邪薬なんだけど、飲むと猛烈に眠くなる。

200錠入で980円という激安につられて買った。一回3錠なんだけど、」あhgh:眠い

教訓、安いものにはわけがある。

不安だからしゃべる

投稿日:2009年05月15日(金)

心のメカニズムはわからないし、一般的なのかもわからないけど、不安に襲われると、とにかくしゃべり続ける。

ところが、現実世界では、私は薄暗い部屋にいつも一人っきりなので話す相手がいない。だからといって、外の世界に出ようとも思わないので、つまりはこうやってBlogを書く。

壁に向かって独り言をいうのでも構わないのだけれども、やってみると意外とはまってしまうので危険なのだ。もし、あなたが今、周りに誰もいない場所にいるなら、本当に声を出して自分自身との会話を試してみて欲しい。最初は馬鹿らしくて恥ずかしくてすぐに口を閉じてしまうが、それでも声を出し続けていると、ある瞬間から、自分の声が神の声になって、ぞくぞくするような快感とともに、恍惚とした境地に達するはずだ。

冗談ともかく、独りでしゃべり続けていると、「あれ、これっていったい誰がしゃべっているんだ?」という気分になってくる。しゃべっている自分とそれを聞いている自分は同一である、と意識すればするほど、自分の内部に潜む、自分ではない何かの気配を感じる。

最初にこの状態を発見したのは、高校時代、合唱部にいたころだ。どこのホールか忘れたけど、何かの大会で舞台に立って歌っているとき、歌っている自分とそれを冷静に眺めている自分とに、自分が分離してしまった。それでも歌はとまることなく、自分は自分を眺めているはずなのに、自分は自分で歌い続けている。あるいは、これは分離などではなく、自分と世界が一体となったために、同時にすべてを感じることができたとも考えられる。

そういえば、かなり昔に、クルマで豪快に事故を起こしたときも、自分と世界が一つになったのを感じた。空中に舞い上がり、クルクル回転するクルマの中で、私は自分と世界の境界がなくなり、世界そのものになっていた。ちなみに、私はそのときに死んだのだが、今ここにいる私は、死ななかった方に分岐した私だ。その考え方からすると、毎日毎日、私は何らかの手段で自らの命を絶っているのだが、当然、これを書いている私は、死ななかった方に分岐した私だし、読者であるあなたは、私が死ななかった方に分岐した世界に属するあなたなのだ。

ともあれ、こうやって訳の分からないことを書き続けているのも、しゃべるという行為の代替であって、ようするに、私は今、不安で不安で不安で、不安なのだ。



何にもおそれない勇気をください。




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プロフィール

HN:
小瀬朧
性別:
男性
自己紹介:
創作怪談、twitterの短文小説#twnovel、短歌など。
メールでのご連絡は benzine100@gmail.こむ スパム対策なのでこむをcomにかえてください。 


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