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ゆっくりと小説を書こう

小説の書き方やお役立ち本などを紹介するBlogです。「小瀬朧」名義で第9回ビーケーワン怪談大賞をいただきました。twitterでtwnovelや短歌などを発表中。

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投稿日:2024年05月08日(水)

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58、そしてリミッターを外せ

投稿日:2010年01月20日(水)

2009年の11月に初めて図書館を利用しました。社会人になってから、つまり学校を卒業して以来、初めて図書館に足を踏み入れたわけです。

「本は買って読むもの。借りるなんて絶対ダメ」という信条がありました。しかし、そんなのは通俗的なビジネス本に影響を受けただけの考え方ですから、簡単に崩れ去ります。一度借りただけで態度は一変し、今は図書館のとりこです。だって、タダなんだから。

借りた本は記録に残しています。数えると58冊になっていました。自慢に聞えますか? それとも、その程度か、と呆れますか? 大好きな漫画家、魔夜峰央先生はデビュー前に半年間で750冊読んだそうです。
とにかく大学をやめて半年間は本ばかり読んでいました
外国のSFと推理小説をメインに半年で750冊くらい読みました
一日4冊以上ですから今考えるとすごい量です
(「黄昏マンガ家ミーちゃんのSFですよ」の1話より。『トワイライト 大禍刻』所収)

すごい、と唸ったのは当然ですが、同時にこう考えました。

「もしかしたら、俺って自分で勝手に限界をつくっていないか?」

読めるか読めないかの問題ではなく、最初から思いつかない。極端な話、「本は一日に1冊読むもの」と思っているうちは一年に365冊しか読みません。あるいは、「一年に1000冊読めたらすごいよなあ」と考えているなら、魔夜峰央先生の半年で750冊には届きません。

それに気付いたら、あとはもう読みまくるべきなのですが大きな問題がありました。

それだけの本を買うお金がないというきわめて現実的な問題ですが。

そこで図書館に行き着きました。貸出期限と冊数は決まっていますが、それさえ守れば好きなだけ読めます。ちょっとした本なら借りるまでもなく館内で読み終えることもできるでしょう。

うれしいことに、地元の図書館はインターネットから蔵書を検索できますので本を探す時間を大幅に短縮できます。読みたい本があるときは自宅のインターネットからまず蔵書検索し、あれば借りに行きなければ本屋で探します。以前のように、闇雲にBOOKOFFや新刊書店巡りをする必要がなくなりました。

もちろん、本当は本を買って手元に置いておきたいのですよ……。










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ごめんなさい

投稿日:2010年01月17日(日)


私はずるい人間ですから、とりあえず冒頭で謝っておけば何とかなるのではないかと思っています。

が、同時に何とかするつもりもありません。

あるテーマについて文章を書くとき、二通りのアプローチがまず考えられます。自分のなかに向かうか、自分の外に向かうか、このどちらかです。大雑把にいえば、自分のことを書くか、他人のことを書くかでもあります。

私の場合は、このBlogで明らかですが前者のタイプで、とにかく自分のことばかり書いてしまいます。そんな人間の書く文章は、構成している要素が「感想」「意見」「偏見」「愚痴」「弱音」「強気」といったものばかりで、読み手のプラスになりません。

ただ、そのことに気付いてしまうと文章なんか何も書けなくなるんですよね。

終わらないけど

投稿日:2009年06月28日(日)

Blogが長続きしないというのは、誰がやっても最初からわかりきったことで、とくに理由を考える必要もない。

それでも、最近は、活字中毒の真逆の活字アレルギーになってしまって、アレルギーというか拒絶反応というか、たとえば新聞のテレビ欄すら見たくないぐらい、文字が嫌いになってしまった。

文章を書くのが苦痛になってしまったというのは、これきっとカミサマの思いやりなんだと思う。

夢と音

投稿日:2009年06月18日(木)

不思議だ。

たった今、私は昼寝をしながら夢をみていた。はっきり覚えている。

友人の家に遊びにいくという夢で、いつも通りの道順を辿っていた。

狭い路地を通り抜け、途中、ライオンそっくりなネコが用水路で水浴びをしている以外は、普通の日常の光景だった。

友人の家につき、チャイムを鳴らす。

チャイムが鳴った。

チャイムを鳴らしたのだから、チャイムが鳴るのは当然だ。

チャイムが鳴っている。

当然だ。

チャイムが鳴っている。

ピンポーン。

妙にリアルな音だ。

……。

目が醒めた。

現実世界の、我が家のチャイムが鳴っている。

宅急便だった。


よくある話だと思うが、これが不思議でならない。

自分の感覚では、宅急便がチャイムを鳴らすよりずっと前から夢を見ていたつもりだ。友人の家にいくという目的で、かなり長い道のりを進んでいた。そして、夢のなかの友人宅で、玄関のチャイムを押したら、ピンポーンと音が聞えた。自然な流れだ。しかし、そのチャイムは、現実世界の我が家でも鳴っていた。

昔からの合理的な解釈(?)では、もちろん現実世界のチャイムが先に鳴っていて、その音のせいでそういう夢を見たのだろうと考えられる。

でも不思議だよなあ。

もしそれが本当なら、チャイムが鳴ってからのごくわずかな時間で、長い夢(夢のなかでは半日ぐらいの感覚)を体験したのだろうか。

電車の夢

投稿日:2009年06月13日(土)

現実の世界にはいないはずの、名前も知らない、しかしとてもよく知っている女の子と一緒に電車に乗っている。

それだけの夢。

二人で毛布にくるまって、笑いあいながら電車に揺られ続ける。

その電車がどこを走っているのか、どこに向かうのかもわからない。

でも、幸せだった。

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プロフィール

HN:
小瀬朧
性別:
男性
自己紹介:
創作怪談、twitterの短文小説#twnovel、短歌など。
メールでのご連絡は benzine100@gmail.こむ スパム対策なのでこむをcomにかえてください。 


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