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ゆっくりと小説を書こう

小説の書き方やお役立ち本などを紹介するBlogです。「小瀬朧」名義で第9回ビーケーワン怪談大賞をいただきました。twitterでtwnovelや短歌などを発表中。

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投稿日:2024年05月02日(木)

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動物園には動物がいる

投稿日:2010年01月25日(月)


今日、といっても日付が変わっているので2010年1月24日のことですが、姪と一緒に動物園に行きました。

私が行きたかったからです。

最後に動物園を訪れたのは30年以上前らしいので、私の記憶にはもう残っていません。保育園の遠足や小学校の修学旅行では、なぜか行き先は水族館ばかりでした。

仮に小説内に動物園を出すとしたら、自分の記憶に頼れないわけですから相当難儀するはずです。

私は悪いおじちゃんですから、ママが見ていない隙に姪の耳許で、

「……動物園いきたいね」

とささやくと、その瞬間姪は跳ね上がって、

「どうぶつえんいきたい、どうぶつえんいきたいいいい」

と手が付けられない状態になりました。

いい年をした中年男性が一人で動物園にいたら怪しいですが、3歳前の女児を抱っこしていればどこからどうみてもパパと娘です。誰も文句はいいません。

それにしても、象って大きいんですね。

驚きました。

図鑑やテレビで見るのとは違い、本物を目の当たりにするとその巨体に圧倒されます。岩の塊が動いているようです。が、姪はというとまだ心がピュアなため、たいして驚きもせず象の姿をあるがままに受け止めています。

ライオンのオスがメスに後ろからのしかかっていました。性行為でしょうか。そのうちメスが嫌がって(?)オスに牙を剥きました。するとオスは怒って吠えました。

「ライオンこわいい」

と姪が私の胸に顔をうずめます。周りにいた他の親子連れも一斉に逃げ出しました。

正直、途轍もなく怖かった……。

人間サマとしての自尊心なんか、本物のケモノの咆哮の前では一瞬で砕けることがわかりました。

いやまあ、恐怖って、理屈じゃないのね。


ヤギはひたすらめぇめぇ鳴き続けているし、ペンギンは陸に上がることなく延々と泳いでいるし、サルは天井からぷーらんぷーらんぶら下がっているし。

動物園は面白いね。

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メモ帳片手に図書館巡り

投稿日:2010年01月24日(日)


プリンタが壊れて「借りる本リスト」が出力できないので、仕方なく100円ノートを一冊おろしてリストを書き写しました。

ノートには、図書館の頭文字、タイトル、棚番号、分類番号が書いてあります。図書館の頭文字というのは、私の住む市には図書館が数カ所あるからです。合併した町村の数だけ図書館が存在します。

今日はそのなかから2箇所を選び行ってきました。インターネットであらかじめ蔵書検索してありますので、指定された棚番号に一直線に向かって探し出すだけです。便利ですね。

今回は全部で7冊。文芸作品はなく、文章の書き方系の本ばかり。頭につめこめるだけつめこみます。

プリンタが壊れる

投稿日:2010年01月23日(土)


5年以上がんばってくれた働きモノなんですが、ついにさようならです。

ありがとう、プリンタ。

と心にもない、口先だけの感謝の気持ちをとりあえず書いてみたり。


……どうすればいいんだっ!

印刷できません!


今日は図書の返却日です。本を返しにいったらその足で別の本を借りてくるでしょ。そのために自分でまとめた「借りる予定の本リスト」をプリントアウトしようとしました。プリンタが壊れました。

困りました。

エラー表示が「修理に出してください」というアバウトかつ最悪の内容なので自分ではどうすることもできません。修理には最低でも一万円はかかると経験上わかっていますので、もういいのです。どうもしません。放置です。

それにしても、自分の抱えている悩みのほぼすべてが「お金」で解決できるというのは嫌です。某漫画の台詞をなぞってしまうのですが、お金は命より大事です。というより、水と空気と同列に並ぶ要素に違いありません。

お金があれば……

・プリンタを買い換えることができる
・いろいろ滞っている支払いを済ませられる
・半壊している家を直せる
・(精神の)病院にいける

ほら、私を苦しめている悩みの根本はすべて解決できます。

私にとっての日々の平穏は、じつはその正体が悩みの忘却という一種の逃避なのです。忘れているから、心安らかに過ごせる。しかし、忘れているだけなので、思い出したときに地獄。

今回のプリンタは私に現実を思い出させたわけですから、地獄の使者です。

部屋を見回すと、他にも大量に潜んでいます。



夢と音 その2

投稿日:2010年01月22日(金)

以前も書きましたが、夢の内容と現実世界の音が稀にシンクロします。

昼寝中に夢を見ていました。私が若手芸人となって沖縄でロケをしている夢です。かなり長い夢で、東京から飛行機で出発する場面が始まりでした。

機中で仲間とわいわい騒ぎ、沖縄に降り立ってからはいろいろな名所を訪れ、最後夕方のロケでゲテモノ料理を食べるという段になりました。

夢のなかで私は駆け出しの若手芸人ですから、ゲテモノ食いにも果敢にチャレンジするわけです。ところが、出てきた料理は皿からあふれ出るぐらい巨大なカブトムシの幼虫で、もぞもぞと不気味に蠢いているのです。

「これは食べられません」
「ダメだ。食べろ」
「カンベンしてください」
「食べないならおまえにはもう仕事をやらん」

結局、私は食べることができず、その場から逃げ出しました。

逃げながら、「そうだ、俺はいつもこうやって逃げてきたじゃないか」と現実世界をうっすらと思い出しましたが、これはちょっとできすぎかな。

仕事を放棄した私は自分のアパートに戻り、薄暗い部屋の隅で酒を飲みながらごろごろしていました。するとそこで電話が鳴りだしました。携帯ではなく、部屋に置いてあった固定電話です。

「きっと芸能事務所からだな。でも、もういいや、無視しよう」

布団を頭から被ろうとしたとき、はっと目が醒めました。

現実世界の電話が鳴っています。

「なんでこっちの世界にまで電話を――」

と一瞬混乱しましたが、電話に出てみると相手は芸能事務所でもマネージャーでもなく、

「新しい保険のご案内ですが、お家の方はいらっしゃいますか?」

ただの保険屋でした。



現実世界の電話の音によって、夢のなかでも電話がかかってきたと考えるのが普通ですが、やっぱり不思議ですね。

現実世界の電話は、夢のどの場面から鳴っていたのでしょう。

あるいは、現実世界の電話の音がすべての夢の始まりで、ほんの数秒の間に見たストーリーでしょうか。

献本初体験

投稿日:2010年01月21日(木)


2009年の12月末に初めて「献本」というものを経験しました。私が管理する別のBlog宛てに「本を送るので気に入ったら感想を書いて欲しい」という依頼があったのです。

宣伝目的の献本システムは知っていました。出版社もしくは著者自身がネット上の書評ブロガーに本を送り書評や感想を書いてもらうという宣伝手法です。

余所のBlogで「献本ありがとうございます」という文面を見るたびに、本がタダでもらえるなんてうらやましいなあ、と思っていましたので、依頼にはすぐに飛びつきました。二三日して本は宅配便で届き、ちゃんと読み終えてから感想をBlogにアップしました。送り状のどこにも「本を返せ」とは書いてなかったので、ああ本当にもらえるんだと感動しました。

でも、不思議なんですよね。

そもそも書評を書いていないBlogになぜ献本したのか、意図が判然としません。

おそらく、ランダムに選んだのでしょうね。依頼の文面が使い回しみたいだったので。

ともあれ、昨年末は思いがけずハッピーな気分で過ごすことができました。

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プロフィール

HN:
小瀬朧
性別:
男性
自己紹介:
創作怪談、twitterの短文小説#twnovel、短歌など。
メールでのご連絡は benzine100@gmail.こむ スパム対策なのでこむをcomにかえてください。 


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