忍者ブログ

ゆっくりと小説を書こう

小説の書き方やお役立ち本などを紹介するBlogです。「小瀬朧」名義で第9回ビーケーワン怪談大賞をいただきました。twitterでtwnovelや短歌などを発表中。

[PR]

投稿日:2024年04月26日(金)

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

『感動の幾何学』購入

投稿日:2008年10月03日(金)

探せばあるものだね。

大熊昭信『感動の幾何学』を入手した。さすがに105円というわけにはいかなかったけどね。コメント欄でこのタイトルを見たときに惹かれた。

普通、読書というものは連鎖している。ある本を読み、その本がまた別の本を呼ぶ。それは著者の繋がりだったり思想の繋がりだったり、あるいは単純にジャンルの繋がりだったりもする。そういう意味では、本の選択が個人的である限り、その人の傾向が現れるのは当然だ。ようするに、読む本と読まない本が出てくる。多読だの乱読だの言っても、完全にランダムな本の選択はきわめて難しいのだ。

だから、他の人の読書の連鎖をふいに目にしたりすると、それが驚くほど新鮮に見えたりもする。さらに、自分が求める<道>のようなものと合致したとき、驚きは欲求へと昇華する。自分も読みたい、と。

創作において「感動とは何か」とは誰もが考えることだ。自分が創作する側に回ったとき、つかみ所はないのに、たしかにそこに存在する<感動の装置>を、自分の手でくみ上げてみたいと切望する。だから、この『感動の幾何学』という題名には期待するしかないわけだ。

話はそれるが「感動」という概念もじつに多様だ。不用意に使えば誤解を招きかねない。「感動」という言葉の、あなたのなかでの意味と、俺のなかでの意味と、この本で意味するものが、必ずしも同じとは限らないのだ。まあ、だからこそ読んでみようとも思うのだけれどもね。


※※※
追記というか、今、気づいた。これ『感動の幾何学 I』だね。1ということは2もあるのか。
PR

コメント

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

トラックバック

twitter

facebook

レコメンド

人気記事

ブログランキング

にほんブログ村 小説ブログ 小説家志望へ

★ブログランキングに参加しています。

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

プロフィール

HN:
小瀬朧
性別:
男性
自己紹介:
創作怪談、twitterの短文小説#twnovel、短歌など。
メールでのご連絡は benzine100@gmail.こむ スパム対策なのでこむをcomにかえてください。 


バーコード

ブログ内検索

あわせて

あわせて読みたいブログパーツ

アクセス解析

忍者アナライズ

お知らせ