忍者ブログ

ゆっくりと小説を書こう

小説の書き方やお役立ち本などを紹介するBlogです。「小瀬朧」名義で第9回ビーケーワン怪談大賞をいただきました。twitterでtwnovelや短歌などを発表中。

[PR]

投稿日:2024年04月25日(木)

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

カーターカーナー

投稿日:2008年09月08日(月)

毎回、俺のちっぽけぶりをアピールするだけのカテゴリだけど、まあいいや。

俺は、俺の知らないカタカナ言葉を使われると腹が立つ。会社時代にムカっと来たのはありとあらゆるところでレジュメとかレーゾンデートルとかコアコンピダンスとかコンプライアンスとかローンチとかわけのわからない言葉が飛び交っていたことだ。そういう言葉がでてくるたびに、その場では「なるほど、なるほど」とわかったふりをして、あとでこっそりカタカナ語の辞書をひかないとならないのだから面倒だった。面倒な上に、ひいてみた単語の意味がひとこと「存在理由」だけだったりすると嫌な脱力感におそわれる。

こんなことを友人に話したら「だからおまえは馬鹿なんだ」ととどめをさされてしまった。正直な人は、好きだ。

その友人とカタカナ言葉で最近また口論になった。俺が「わけのわからんカタカナ言葉使う奴ってアホだろ。なんだよキッチュって。しらねーよそんな言葉」といったら「キッチュなんて普通誰でも知ってます。中学生でも知ってます。だからおまえは馬鹿なんだ」といつものパターンになった。さらに俺が「いやいや、キッチュなんて絶対誰も知らない。使わん使わん。絶対絶対絶対」と言い張ったら「ばーかばーかばーかあほあほあほ」と愉しいことになってしまった。

このやりとりはいつものことだから別にいい。ところが、その絶対誰も知らねーよと思っていた「キッチュ」という言葉が、家に帰ってたまたま開いた本でこれでもかというぐらいに使われていた。俺はへこんだ。どういう偶然だよ。ご丁寧にキッチュという言葉を説明するだけでなく、現代の社会システムを考える上で非常に重要な概念として再定義する内容だった。そうか、そんなに重要な言葉だったのか。今回も俺が一方的に負けてしまった。無念。



PR

コメント

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

トラックバック

twitter

facebook

レコメンド

人気記事

ブログランキング

にほんブログ村 小説ブログ 小説家志望へ

★ブログランキングに参加しています。

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

プロフィール

HN:
小瀬朧
性別:
男性
自己紹介:
創作怪談、twitterの短文小説#twnovel、短歌など。
メールでのご連絡は benzine100@gmail.こむ スパム対策なのでこむをcomにかえてください。 


バーコード

ブログ内検索

あわせて

あわせて読みたいブログパーツ

アクセス解析

忍者アナライズ

お知らせ