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ゆっくりと小説を書こう

小説の書き方やお役立ち本などを紹介するBlogです。「小瀬朧」名義で第9回ビーケーワン怪談大賞をいただきました。twitterでtwnovelや短歌などを発表中。

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投稿日:2024年04月27日(土)

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昔の自作を読み返すと

投稿日:2008年08月25日(月)

他人には言われたくないけれど、酷いものだ。

数年前に書いた小説だが、文章を構成する言葉は抽象の連続で、第三者に具体的なイメージを喚起させることができない。小説家志望にとってなじみ深い言葉でいうなら、描写ができていない。描写、描写、描写、とにかく小説は描写が命らしい。描写がなければ小説は死ぬ。死ぬ、というのはおかしいか。描写がないから、俺の小説は最初から生きていない。生きていないものは、死にようがない。

もちろん、描写の大切さはどんな小説指南本を開いても書かれている、きわめて常識的なことだ。俺だって、頭ではわかっている。正確には「ビョウシャガタイセツ」という音の並びが記憶されているだけであってなんら生産性をもたないのだがそれはさておき、わかっているのにできないというのはもどかしい。

けれども、ここで恐ろしい告白をするのなら、そもそも描写とは何かがわからない。こんな阿呆なことを口にして得をすることは何一つないのだが、虚勢を張っても仕方ない。わからないのだから、わからない。辞書的な、言葉の意味の問題ではなく、目の問題だ。何を、どう見るか。

少し頭を冷やしてくる。
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無題

描写は難しいもんがありますね。
今でも自作は描写がほとんどありません。
どこまで描写いていいのか分からないからであります。作品の長さに応じて多少入れるのを変えないといけないからです。
う~むそれは、色々書かないと分からない話かも知れませんね。

いかに簡潔に分かりやすい描写ってことに
なると思いますね。映像に例えて最低場面がわかるように背景とか仕草に応じて配置しなければと定義してますが、これが難しいもんです。

>>小生さん

小生さんこんにちは!
いつもコメントありがとうございます。

描写、難しいですよね。
あらためて、「描写」を意識しながらプロの小説家の作品を眺めています。
何を、どう描写しているか。
しかし、なかなかわからないものですね。

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小瀬朧
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創作怪談、twitterの短文小説#twnovel、短歌など。
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