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ゆっくりと小説を書こう

小説の書き方やお役立ち本などを紹介するBlogです。「小瀬朧」名義で第9回ビーケーワン怪談大賞をいただきました。twitterでtwnovelや短歌などを発表中。

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『読めそうで読めない間違いやすい漢字』

投稿日:2009年02月17日(火)

みのさんのおもいッきりイイ!!テレビで紹介された本をさっそく買ってきたよ。番組には著者も出演して漢字クイズをやっていたね。
読めそうで読めない間違いやすい漢字

本屋にいったらものすごくいっぱい並んでいた。漢字ブームなのかな。高い本だったらどうしようと思ったら、500円だった。これって、よくコンビニとかで売っている、あのペーパーバックみたいな本なんだね。500円だったらいいや、迷わず買える。

いやさあ、小説家志望とかやってるけどさあ、漢字がぜんぜんわからないんだよねえ。パソコンで文章書いていると、どんな難しい漢字も変換できるけど、そもそも読み方が間違っていたらダメだよね(ATOKは間違っていても教えてくれるけど)。

それはともかく、この本「読めそうで読めない」ってタイトルになっているけど、見たらまったく「読めそう」じゃない。難しいよ。

「錚々たる」とか「病葉」とか「貪婪」とか「頴才」とか「緝綴」とか、まったく読めない。というか、読める漢字のほうが少なかった。

漢字、勉強しないとダメだなあ。


あ、でも「掻爬」は読めたよ。これは花村萬月先生の『ゲルマニウムの夜』に出てきた言葉だ。
「シスター。掻爬って、書けますか」
「テレジアです」
「シスターテレジア、掻爬って書けますか」
 修道女は口を尖らせ、剥きかけの玉葱を転がし、指先を床につけた。掻爬。実際に書いたのか、いい加減に指先を動かしたのか、それこそ具体的なことは判然としない。もし書けたのだとしたら、名誉日本人にしてあげる。
(花村萬月『ゲルマニウムの夜』より)

主人公の朧とアスピラント教子の関係を「掻爬」という言葉を持ち出して遠回しに責めるシスターテレジア。そんな彼女を朧がやりかえすシーンだ。「掻爬」は「そうは」と読む。中絶のことだ。


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プロフィール

HN:
小瀬朧
性別:
男性
自己紹介:
創作怪談、twitterの短文小説#twnovel、短歌など。
メールでのご連絡は benzine100@gmail.こむ スパム対策なのでこむをcomにかえてください。 


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