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ゆっくりと小説を書こう

小説の書き方やお役立ち本などを紹介するBlogです。「小瀬朧」名義で第9回ビーケーワン怪談大賞をいただきました。twitterでtwnovelや短歌などを発表中。

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投稿日:2024年04月27日(土)

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書くための語彙

投稿日:2008年10月26日(日)

言葉を覚えても、すぐにそれが使えるようにはならない。

「知っている」と「使える」はやはり違う能力によるものらしい。知らなかった言葉を辞書で意味を調べると、完全ではないにしても、次からはだいたい意味がわかるようになる。どんな難しい言葉でも、何度か目にするうちに難しくかんじなくなる。自分の場合、韜晦とか揶揄とか憐憫とか落莫とか寂寥とか、最初は読むこともできなかったけれども、今では普通に読めるし難しいとも思わない。しかし、これが自分の文章で使えるかというと、ぜんぜん使えない。絶対に使うぞ、とあらかじめ決めておかない限り、使わずにすんでしまうのだ。

その言葉を今まで知らなくても日常生活に支障がなかったのだから当然だろう。いや、正確には、知らなくても、ではなく、使わなくても、と言い換えたほうがいいかもしれない。その言葉を使わなくても問題がなかった。だから、使うことができない。

小説のために語彙を増やしたいとは思う。よく「作家の○○氏は語彙を増やすために辞書を読んだ」とか半ば伝説的に語られたりするけれども、本当かとも疑う。辞書を読んだのは本当だとしても、それが小説内で使う語彙に直結したとは考えられない。(それができるから作家なんだ、という言葉も聞こえてきそうだが。)

そこで、これからちょっと「書くための語彙」の増やし方を考える。とにかく本を読め、とかそういうレベルの問題じゃなくて、脳のしくみ等も踏まえて調べてみる。
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小瀬朧
性別:
男性
自己紹介:
創作怪談、twitterの短文小説#twnovel、短歌など。
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