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ゆっくりと小説を書こう

小説の書き方やお役立ち本などを紹介するBlogです。「小瀬朧」名義で第9回ビーケーワン怪談大賞をいただきました。twitterでtwnovelや短歌などを発表中。

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投稿日:2018年08月16日(木)

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夜中のノートはおかしい

投稿日:2008年10月27日(月)

枕元にノートを置いている。夜中に思い浮かんだことを書きとめるためだ。

朝、起きてノートを見ると、何か書いてある。もちろん、自分で書いたのは間違いないし、書いたこともうっすら覚えている。

詩にするつもりの断片だろう。こう書いてある。
長い冬は終わった
けれども春はもうやって来ない
ぼくらは氷の海岸を歩きながら
雲の隙間の向こうを眺めていた
そこに青空はなかった かわりに宇宙があった
宇宙の明るさだけが この星を照らしていた
太陽はもう昇らないのだから
この星にはりついた氷は
ぼくらが一枚一枚はがしていく

これが何の暗喩だったのか、書いた本人がほとんど覚えていない。何か夢を見たような気もするが、記憶がはっきりしない。夜中に目を覚まし、ナツメ球の灯りを頼りに書き殴った。

ぼくら、というのに俺は含まれていない。ぼんやりとそれを思い出した。そうなると、星が俺自身を喩えているのか。不完全すぎる。



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『「どうして。急いでいるのさ、そんなに急ぐことないのに」
天使は、もう一人の天使に語りかけた・・・・。』
 
 ものすごい未来のような気がしますね。人類や地球はおろか、太陽すら無くなっている。残っているのは、かつて、人類が作り上げた概念だけでしょうか。
『天使たちは、一枚一枚、氷をはがしていく。一枚一枚に書かれた記録を読むことすらなし に・・・・・』
 “宇宙の明るさ”という表現には、ぐぐっとさせられました。聖書には、「はじめに光ありき」とありますが、その光でしょうか。もしかしたら、天使たちは再生の準備をしているのかもしれません。
 
 こんなイメージが詩片から浮かんできました。

>>uenoさん

uenoさんこんにちは!

再生のイメージ、たしかにそうかもしれません。私はこれを終末の象徴と解釈したのですが、何かの終わりは別の何かの始まりかもしれません。
新しい太陽がいつか昇ることを信じて、彼らは今も宇宙を見上げているでしょう。

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プロフィール

HN:
小瀬朧
性別:
男性
自己紹介:
創作怪談、twitterの短文小説#twnovel、短歌など。
メールでのご連絡は benzine100@gmail.こむ スパム対策なのでこむをcomにかえてください。 


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