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ゆっくりと小説を書こう

小説の書き方やお役立ち本などを紹介するBlogです。「小瀬朧」名義で第9回ビーケーワン怪談大賞をいただきました。twitterでtwnovelや短歌などを発表中。

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懐かしい百科事典

投稿日:2008年11月28日(金)

なんで捨てちゃったんだろうなあ。

子供の頃、うちには子供用の学習百科事典が二種類もあった。一つは名前を忘れてしまったのでネットでも探しようがない。もう一つは「学習百科大事典アカデミア」というもの。それらがあったから、昔はわからないことがあれば、百科事典で調べるのが当たり前というかそれが日常だった。しかし、十年以上前、もう子供向けの百科事典はいらないだろうと思って全部処分してしまったのだ。そして、平凡社の「世界大百科事典」を買った。

ところが、文章を書くようになって気づいたが、世の中の出来事や仕組みを知るには子供向けの百科事典のほうがわかりやすいのだ。たしかに「世界大百科事典」ぐらいになれば、専門的なことまでいろいろ載ってはいるが、では理解できるかというと非常に難儀する。理解をするためにはそれなりの基礎学力が必要なのだ。ようするに、まったく何も知らない状態から、ある物事を知ろうとした場合に、大人向けに百科事典というのはあまり役に立たないということだ。

それと同じ不満をネットでも感じる。Wikipedia等がそうだ。ネットで何かを調べるとたいていはまずWikipediaの項目がヒットする。Wikipediaの記述はかなり詳しい。しかし、それがいけない。専門的な知識を求める人には有り難いかもしれないが、まったくの門外漢が見る分には煩雑すぎて理解できない。情報を正確にしようとするあまり、ありとあらゆる細かい部分まで書き込まれているため、結局何が重要なのかわからないのだ。

その逆もある。項目によっては、編集する人が少ないためか、大雑把で適当で投げやりなものもあるのだ。なかにはあきらかに専門外の人の思い込みで編集された項目もあったりする。たとえば「物語の類型」という項目を見ると、「物語の類型」とは何かがよくわかっていない人がトンチンカンな記述を加えている。

なんだか話がそれた。

まあ、あとはWikipediaに限ったことじゃないけれども、ネットに頼りすぎると知識がどんどん断片化していくよね。難しいことは知っているのに、以外と基本的な部分がわからなかったりするのが悩みどころだ。

だから、子供向けの百科事典が懐かしいなあと思うわけだ。文章を書く上でのちょっとした知識の欠落を補うのには、子供向けぐらいにわかりやすいほうがいい。



*****


ここまで書いて気づいた。別に、ネットに存在する子供向けの学習ページを見るのでもいいってことだな。
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小瀬朧
性別:
男性
自己紹介:
創作怪談、twitterの短文小説#twnovel、短歌など。
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