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ゆっくりと小説を書こう

小説の書き方やお役立ち本などを紹介するBlogです。「小瀬朧」名義で第9回ビーケーワン怪談大賞をいただきました。twitterでtwnovelや短歌などを発表中。

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投稿日:2024年11月22日(金)

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小説が書けない理由

投稿日:2008年09月26日(金)

匂いだ。

小説につきまとうある種の匂いが嫌なのだ。その匂いをむりやり言葉にしてみるなら、わざとらしさ、まわりくどさ、うそっぽさの入り交じったものと俺はいう。その匂いが漂いだすと、もう顔をそむけるしかない。そう書いている自分の文章がすでに匂っているのだから、まったく言葉というものは生々しい。その匂いが嫌だから、自分でも書けないのだ。

と、俺の抱いている小説への奇妙な感覚を言葉にしてみた。ちょっと限界。だけど、なんとなくこの匂いってのはわからないかなあ。

寝る。寝れば、また何かわかるだろう。

※※※
くさい台詞ってやつじゃないぜ。
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匂いと小説

 どうして、管理人さんが「匂い」を毛嫌いされるのかわかりませんね。
 たとえば、花村先生の作品からは、何ともいえない「匂い」がしますけれど、それは奥深くえもいわれぬ薫りです。それは個性であり、言い意味での体臭だと思います。性フェロモンとも言えましょうか。「その匂いがすると読んでみたくてたまらなくなる」そんな感じです。
 管理人さんの言われる「匂い」とは別種のものなのでしょうか。

>>uenoさん

uenoさんこんにちは!

匂いの喩えは難しいですよね。もちろん、本当の鼻で感じる「匂い」とは違う雰囲気的なもの、オカルト的にいえば普段の感覚を超越した部分で感じるものです。
花村萬月先生の作品が好きな理由は、私が感じる嫌な「匂い」がほとんどしないことなのです。
個性の有無ではないので、この点は誤解を招いてしまいました。
あくまでもこの比喩にこだわるとするなら、そうですね、体臭と香水の違いと喩えてみたいです。体臭は個性ですが、香水はその人の個性そのものではないと思うのです。だからこの喩えで言うなら、わたしが好きなのは自然な体臭なのです。それが鼻をつこうが生臭かろうが、香水よりはいい。私が小説に感じる匂いはそんなイメージなのです。だから当然、香水のほうがいい香だから好きだ、という人だっているはずです。
もの凄く下品な方向になりますが、uenoさんのおっしゃる「その匂いがすると読んでみたくてたまらなくなる」は、私の場合は体臭なのです。できれば女性の、と付け加えてオチにします。

はじめまして

小説を(しかも恋愛小説を・・・)書いていますが、その感覚、とても分かります!
私は最初、自分の中にある妄想を大きくデフォルメする・・・みたいな感覚に抵抗を覚えました。
今もなくなったわけではないのですが・・・

>>えりかさん

はじめましてこんにちは。
私の拙いBlogをご覧になっていただいたうえに、コメントまでいただけるとはうれしいかぎりです。

えりかさんは恋愛小説を書かれているのですね。恋愛というのはドラマを創り出すためには避けては通れない道ですよね。私は逃げてばかりです。もっと人間は見なくては、といつも思っています。
創作の悩みはみんなが持っているものなんですね。
読者のかたのコメントを励みにします。

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プロフィール

HN:
小瀬朧
性別:
男性
自己紹介:
創作怪談、twitterの短文小説#twnovel、短歌など。
メールでのご連絡は benzine100@gmail.こむ スパム対策なのでこむをcomにかえてください。 


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