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ゆっくりと小説を書こう

小説の書き方やお役立ち本などを紹介するBlogです。「小瀬朧」名義で第9回ビーケーワン怪談大賞をいただきました。twitterでtwnovelや短歌などを発表中。

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投稿日:2024年11月22日(金)

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考えているだけの夢

投稿日:2008年09月30日(火)

何も見えないでただひたすら考え続けているだけの夢もある。

夢の世界にいるという感覚はなく、何かをずっと考えている状態の夢だ。夢と呼んでいいのかわからない。風邪などで熱が出た場合によく見る(見るって表現はおかしいけど)。

考えているといっても、言葉だけ、イメージだけ、その両方、あるいは複数人が討論している等何パターンかある。とくにひどい悪夢となるのは複数人が討論しているパターンで、自分のなかにいろいろな人格が入り込んで順番に意見を述べたり反論したり喧嘩したりする。ときには自称作家の人格も入り込んで、創作について何か語っていくのだが記憶に残らないのが残念だ。ただ、この状態は大変苦しい。睡眠と覚醒がポンポンと切り替わるような感覚におそわれ、頭がおかしくなりそうになる。

今朝うなされたのは白い光と黒い塊がぶつかり合うたびに何かが生まれるという夢だった。自分の上方から白い光がやってくるのだがそれを左斜め下にいる黒い塊が跳ね返す。その瞬間、感情や言葉に近い何かが生まれて、すぐに消える。何百回と繰り返される。その状態にあって自分は何かを悟りそうになるのだが、その何かが言葉にできない。

結局、何なのかまったくわからない。おそらくは睡眠中に行われるという記憶の整理だろうが、オカルトに対して切実な思いを抱く人間にとっては人生を狂わしかねない誘惑にも充ちていると思う。怖い怖い。俺はオカルトはエンターテインメントの一部として考えているから、たぶん、大丈夫だろうけど、いつまで正気でいられるかなあ。
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夢・・・映像と言葉

夢の中で、映像(実体験)と言葉は変換可能かもしれません。たしかに、リアルな夢と言っても、言い換えれば、「考えていただけ」にすぎないということがあります。
 あえて、夢をイメージ化すると次ぎのようになります。頭の上に、闇があって、平行四辺形のスクリーンがある。そこに、映画が映しだされている。自分は、それを直接見ずに、見ている。実際に夢の中、その行動をしているのかは、後になるとかなり曖昧になってしまいます。
 本当に、夢とはどのようなものなのでしょう?
 映像(実体験)と言葉、どちらが真か偽か。
またまた、迷宮の隘路に入り込んでしまいそうです。

>>uenoさん

uenoさんこんにちは!

夢の不思議を考えるのは、実は脳の不思議を考えるのと同じだと最近思うようになりました。
厳密な定義はともかく、とりあえず脳が我々の精神活動のすべてを創り出しているとするなら、同じの脳の中で、映像や音や感覚や味や匂いといったものがそれぞれの感覚として独立していられるのは、やはり不思議なんですよね。感覚も知覚も、物質的には脳内の電気信号のはずなんです。その電気信号が、脳の部位によっては映像になったり音になったりする。ああ、不思議です。
だから、本来なら映像となるべき電気信号が、たとえば脳の聴覚を司る部位に流れ込んだら、映像が音となって聞こえるのでしょうか。
また、夢のなかの体験と現実の体験は、電気信号的に違いがあるのでしょうか。どうやって区別しているのでしょうか。
なんてことを、『脳のしくみ』を読みながら考えたりもします。

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小瀬朧
性別:
男性
自己紹介:
創作怪談、twitterの短文小説#twnovel、短歌など。
メールでのご連絡は benzine100@gmail.こむ スパム対策なのでこむをcomにかえてください。 


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