忍者ブログ

ゆっくりと小説を書こう

小説の書き方やお役立ち本などを紹介するBlogです。「小瀬朧」名義で第9回ビーケーワン怪談大賞をいただきました。twitterでtwnovelや短歌などを発表中。

[PR]

投稿日:2024年11月21日(木)

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

夜なのにBOOKOFFへ行ってきた

投稿日:2009年02月18日(水)

ヒキコモリニートですから、普段は昼間に行動します。

しかし、今日はついさっき、夜のBOOKOFFへ行ってきました。なぜなら、むしゃくしゃしていたからです。理由になっていませんか。なっていませんよね。でも、ストレス解消です。

BOOKOFFで105円の本をたくさん買う。これがじつに楽しい。買い物の内容なんか関係ないのです。とにかく、買うという行為そのものが快楽ですから、安いモノをたくさん買う、これは最高の快感なのです。

買った本は読まずに積んでおきます。インテリアの一種ですが、非常に惨めです。浩瀚な書物に囲まれたところで、自分自身は何一つ変わらないのです。それでも、私はいつも漠然とした欠落感を抱えていますので、どうしても本に縋ってしまうのです。私に足りないものは、きっといつか出会う本のなかにあると予感しています。滑稽ですね。本気でこんなことを口走ってしまうのですから。

積み重ねられた本は、踏み台に見えます。なんだか、今より一段高いところへ行けそうな気がします。もちろん、それは幼稚な錯覚にすぎず、現実はゴミの山です。邪魔です。先日、ついに崩れました。本なんか、大嫌い。

買う快感と同じように、処分する快感も知っています。自分の持ち物を、捨てたり売ったりするのは非常に気持ちのよいことです。とくに、大切にしていたものほど、処分するときに興奮します。性的な嗜好にも近い。小学校の音楽の時間、ドナドナに勃起しそうになったのは、私だけでしょうか。売られていく仔牛を想像すると、ぞくぞくしました。それと同じです。

逆の立場から見ると、BOOKOFFに並んでいる本は、誰かに売られた結果です。彼らは元の持ち主のところには、もう帰れない。児童書のコーナーなんかに立ち寄ると、感傷が涙腺を刺激します。ボロボロになった絵本の背後に、仲のよい親子の姿が見えてしまうのですよ。きっとお気に入りの本だったんでしょうね。でも、今はここにいる。処分された。おまえはもういらないのだ。妄想がとまりません。

夜に行くと、とくにそうですね。
PR

コメント

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

トラックバック

twitter

facebook

レコメンド

人気記事

ブログランキング

にほんブログ村 小説ブログ 小説家志望へ

★ブログランキングに参加しています。

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

プロフィール

HN:
小瀬朧
性別:
男性
自己紹介:
創作怪談、twitterの短文小説#twnovel、短歌など。
メールでのご連絡は benzine100@gmail.こむ スパム対策なのでこむをcomにかえてください。 


バーコード

ブログ内検索

あわせて

あわせて読みたいブログパーツ

アクセス解析

忍者アナライズ

お知らせ