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ゆっくりと小説を書こう

小説の書き方やお役立ち本などを紹介するBlogです。「小瀬朧」名義で第9回ビーケーワン怪談大賞をいただきました。twitterでtwnovelや短歌などを発表中。

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投稿日:2024年11月22日(金)

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ソクラテスの人事を見た

投稿日:2008年09月14日(日)

NHKで土曜の深夜に放送されていた「ソクラテスの人事」というバラエティ番組を見た。最近よく番組宣伝を見たので気になっていた。人気企業が実際に行った採用試験、とはいっても正解が存在するような問題ではなく、本人の発想力や独創性を試す「お題」のようなものが出題される。それに挑む解答者はタレント、お笑い芸人、大学教授といった10人。昨日はたしか森永卓郎、品川祐、土田晃之が出ていたなあ。毎回同じなのかな。変わるのかな。

面白いのはその企業の人事部が本当にスタジオに来ていることだな。昨日はヤフー、バンダイと他二社(もう忘れた)だった。ヤフーの出した問題はたしか、風が吹けば桶屋が儲かる方式で、

「ロングヘアーが流行すると」

「」

「」

「」

「」

「牛丼が98円になる」

あいだの4つを埋めろというやつだった。なんのこっちゃいと思ったが、論理的に物事を考える力を問うらしい。

バンダイはフラスコ、下駄、そろばん、たわしといった小物が用意されていて、それらを新しい商品として1分間でプレゼンしろという問題だった。

最後まで見たけど、正直な感想として、期待していたほど面白くはなかったな。つまらないとは言わないぜ。あまり知的な驚きはなかった。えー、そんな解答でいいのかよと何度も思った。各企業は知識ではなく知性のある人間を求めているような口ぶりだったけど、その企業自身がある意味頭の固い無個性な判断をくだしているように見えた。最終的にはその企業の枠にきっちり収まる人間を求めている。ビジネスなんだから当たり前なんだろうけどね。クリエーター的独創性は必要とされていない。このあたりの違いをうまく言葉にしたいところなんだけどなあ。もどかしい。

嫌な深読みをするなら「汝自身を知れ」って企業側に対する言葉なのかもね。そりゃないか。


 ***

なんてこと書いているけど、会社員時代にバイトの面接を担当したら、俺の採用したバイトがことごとくダメということで怒られた。おまえは人を見る目がまったくない、だとさ。

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無題

こういうの好きなんです。観たかったな
ミステリー読む前はビジネス小説ばっか読んでました。今でも商品開発部とかって憧れます。

>>小生さん

小生さんこんにちは!
ビジネス小説がお好きなんですね。
私は怪しげなビジネス書ばかり読んでいました。

ソクラテスの人事はいかにもNHKってかんじの番組でしたよ。
たぶん毎週放送していると思います。

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小瀬朧
性別:
男性
自己紹介:
創作怪談、twitterの短文小説#twnovel、短歌など。
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