投稿日:2024年11月22日(金)
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投稿日:2008年09月17日(水)
紙じゃなくてPCで文章を書いているとありがちなんだけれども、気に入らないものは完全に消してしまう。消してしまうと書いた本人でも同じ文章はなかなか再現できないし、どう書いたのかという表現どころか、何を書いたのかという内容までもが失われてしまう。 小説とはひとつの言語でないでしょうか。物事を直接でなしに、暗喩で表現するというのは、ものすごい説得力を秘めていると思います。実は、あまりにそちらの方に力を入れているために、こういうふつうの文章は苦手になってしまっています。小説の力とは、相手のふところに直に入っていけるところだと思います。子供を説得するときに直接でなく、格言やおとぎ話を使ったほうがうまくいくことが多いことからも、それはわかります。その根元的なものが直感なのかもしれません。
「都合のいい自分になってはいけない」というのは、含蓄ある言葉ですね。まだうまく言えないのですが、私のふところにビビッと来ました。これから、その意味をよく考えようと思います。
こんにちは!
いつも私の書き殴りに丁寧なコメントをくださいましてありがとうございます。
なるほど、小説そのものが一つの言語というのは刺激的です。小説の背後にある、巨大な意味されるものを意識すると、小説が単なる言葉の羅列ではなく生命を持った有機体のように思えてきます。そう考えると小説を書くなんて行為は、生命を創り出そうという恐ろしくも傲慢な思い上がりにも似ているような気がします。
なんてことを言っているといつまでたっても書けないので、思い上がり万歳、人間サイコーと強がってみるわけです。
それにしても、言葉ではない領域で感じ取っているものを言葉にするというのは本当に難しいですよね。
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