投稿日:2024年11月22日(金)
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投稿日:2008年09月24日(水)
小説とはなんぞや、と頻繁に口にするわりには、書いた文章はみなどこかで見たようなものになってしまう。 言語という母親に身を任せてみてはどうでしょうか?
母親という表現は、突飛かもしれませんけど、言語とは個人を超えた力があると思います。実際、言語には一万年ぐらいの歴史があるのです。そこには、何かが秘められているにちがいありません。私は、それに身を委ねることで、一つの作品ができると思っています。できると言って、まだ試みの途上ですが、その手応えぐらいは感じています。
自分の書いたものが、何か、自分だけの力で発生したものではないような気がします。そこに、母親の力を感じるのです。
この”母親”を信じてみると、何かが見えてくるかもしれません。
uenoさんこんにちは!
いつもコメントありがとうございます。
言葉の持つ魔術的な力を今また感じました。uenoさんのおっしゃる「言語という母親」という言葉で面白いほどインスピレーションが湧いてきました。これは自分にはなかった感覚です。「言語」のもつ母親のイメージと、「母親」の持つ言語のイメージが自分のなかで猛烈なスピードで核融合しています。何かが、何かが生まれそうな予感です。
うーん。私は今まであまりにも親不孝だったのかもしれません。
私が言語に対して「魔術的な」と思うのは、化学反応のように法則や原理がないのに、まったく異質な言葉同士が互いに結びつきあうと、元の言葉を超越したものが生まれる力、つまりは暗喩の力を実感したときです。その暗喩の力にさらに隠されていた「母親」のもつイメージは、言語をさらに有機的なものへと変える力になると思います。
これは私の思考だけでは辿りつけなかった新しい地平だと思います。
ちなみに、私自身は「言語が思考そのものである」という考え方にけっこう傾倒しています。
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