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ゆっくりと小説を書こう

小説の書き方やお役立ち本などを紹介するBlogです。「小瀬朧」名義で第9回ビーケーワン怪談大賞をいただきました。twitterでtwnovelや短歌などを発表中。

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投稿日:2024年11月21日(木)

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『永遠平和のために/啓蒙とは何か』

投稿日:2008年10月06日(月)

光文社古典新訳文庫のカントを買ってきた。これは訳が中山元氏なので以前から読みたいと思っていた。中山元氏の『思考の用語辞典』がすばらしすぎたので、一気にファンになってしまったわけだ。

※光文社古典新訳文庫についてはこちら
光文社 古典新訳文庫

お金があればこのシリーズを集めたい。今はヒキコモリニートなので欲しくても買えないが、いつかきっと、いつかきっと。

それはともかく、評判通り、中山元氏の訳は非常に読みやすそうだ。ぱらぱらと眺めただけだが、小難しい用語もあまり使われていないように見える。これなら挫折しないで読める。うれしい。巻末の豊富な解説ページもありがたい。

ちなみに、どこでおすすめされていたかというとPHPから出ている『現代思想入門』のなかでだ。「フランクフルト学派への道程」と題されたブックガイドで紹介されている。引用してみる。
 まずカントは『永遠平和のために/啓蒙とは何か ほか三編』(中山元訳・光文社古典新訳文庫)に収録の「啓蒙とは何か」から入るのがオススメ。短いながらもカントによって、啓蒙の息吹が吹き込まれたこのパンフレットは、「啓蒙と市民的主体」を考える上での最重要書の一つです。それに、この本に収録された他の四篇は、どれも重要なものばかり、また巻末の訳者の解説も良質なのでとてもお買い得です。体力と知力に自信のある方は、三批判書にチャレンジしてください。
(『現代思想入門』より)
もう○十年早く、俺が中高生のときに出てくれていればよかったのにね。いい時代だね。

というわけで、今から読む。



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小瀬朧
性別:
男性
自己紹介:
創作怪談、twitterの短文小説#twnovel、短歌など。
メールでのご連絡は benzine100@gmail.こむ スパム対策なのでこむをcomにかえてください。 


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