投稿日:2024年11月22日(金)
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投稿日:2008年10月12日(日)
土曜の夜11時30分からNHK教育で「めざせ!会社の星」という番組が放送されていた。たまたまチャンネルを変えたら「メモ術」をやっていたのでちょっと見てみた。 私も、たまたま浮かんだ小説のアイデアなどをファイリングすることがあります。ダイソーなどで100円で売っているファイルです。しかし、何時描いたのかわからないデッサンや詩と混在していて、混然としています。まさに発想の迷路と化しています。他人はおろか、自分さえ、この隘路を歩くのは難しい状態になってしまっています。
「無意識には、生まれてからのすべての記憶が記録されている」とはフロイトが言った台詞でしたっけ。
文章を書いていて、気づくのですが、これはあながち嘘ではないということです。例えば、キーボードの上で手を動かしていると、10年以上前に読んだ文章のくだりが、突然浮かんでくることがあります。まれに中学の時に読んだ内容が、浮かぶことすらあります。
これは脳にはHDDがあると言っていいでしょう。
このHDD、一体どのくらいの容量があるのでしょう。残念なことに、この無制限と思われるHDDは、情報を自由に出し入れしたりすることはできません。何者かが、この使用に関して、監査しているに違いありません。惜しむらくかな、これさえなければ、メモなんて必要ないでしょうに。
それ故に、私はこの雑然としたファイルを使い続けるしかありません。
uenoさんこんにちは!
発想の迷路、いいですね。彷徨ってみたいところです。私のところは荒涼とした砂漠です。ごくまれにオアシスを見つけて潤ってみたりしています。
uenoさんのおっしゃる「無意識には~」という記憶の話は、どこかで聞いたことがあります。本来、人間の記憶とはそれぐらい凄いものだが、記憶を引き出すことがなかなかできないから、あまり覚えていないような気がするというような話でした。記憶術の話だったかも。
人間の記憶の凄さを実感するのは、やはり文章を書いているときと、書き終わったあとですね。書いているときは、この文章はいったいどこから出てくるのだろうと思いますし、書き終わってからしばらくすると、ああこれは以前○○で見た文章の真似なんだなあと気づいたりします。もしかしたら、文章なんてすべてその人の記憶の断片がつなぎ合わされているだけかもと思ったりします。
脳のHDD、自分の意思で自在にアクセスできたらすばらしいですよね。なぜ、人間はいろいろな可能性が「封印」されているのだろうとよく思います。
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