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ゆっくりと小説を書こう

小説の書き方やお役立ち本などを紹介するBlogです。「小瀬朧」名義で第9回ビーケーワン怪談大賞をいただきました。twitterでtwnovelや短歌などを発表中。

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投稿日:2024年12月04日(水)

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懐かしい時間

投稿日:2008年12月08日(月)

ここ最近、具合が悪くて保育園で預かってもらえない姪の面倒を見ていた。何億回でもいうが、姪はかわいい。この世に「絶対の真実」があるとすれば、それは私の姪がかわいいということに他ならない。

それはともかく、姪と遊んでいると時間の進み方が遅い。一日が、半日が、1時間が、とても長く感じられる。

これが、もう忘れてしまった子供の頃の時間なのだ。年を取るにつれ、時間の進み方は早くなる。もちろんそれは主観の問題ではあるが、個人が感じる時間について客観性を持ち出す必要はない。当たり前だけど。

最近の、ヒキコモリニートになってからの一日は、子供の頃の1時間ぐらいにしか感じない。朝起きて、ぼーっとしていると、もう夜だ。それを何百回と繰り返していたら、あっという間に中年になっていた。

今日は一日をたっぷりと堪能した。とても長かったが、普段の1週間分ぐらいの密度はあった。絵本を読んで、テレビの子供番組を見て、おやつを食べて、庭で落ち葉を拾って、お昼を食べて、スーパーに出かけて、帰ってきたらまた庭で遊んで、家のなかに入っておやつを食べて、また庭に出て、今度は近所の公園にまでお散歩して、帰ってきたら子供番組を見ながら寝てしまって、やっと夕方になったらママが迎えに来て――。

おいちゃんおいちゃん
だっこだっこ

姪がいる限りは、私は生きていられる。
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無題

 以前、コミック『よつばと!』を紹介された欄で、姪御さんのことを書かれていましたね。
 
 私にも姉がいるのですが、諸事由により、姪か甥を抱くことはあり得ないと思います。もちろん、私が我が子を抱くことは、太陽が西から上がってもないでしょう。
 
 そういうわけで、うらやましい限りですが、私は、コミックの中のよつばで我慢しています。考えようによっては、気持ち悪いですが・・・・・。
 
 しかし、「ヒキコモリニートになってからの~」はまさに実感です。
 まるで、鏡を見るような感覚です。

>>uenoさん

uenoさんこんにちは!

つい最近書いたコメントでカミについてあれこれ語ってしまったわけですが、それにも関わらず、私は何かそういう存在のようなものを実感せずにはいられません。

すなわち、本来なら、私が我が子を抱くなんてことは、やはりあり得ないことなんです。しかし、姪ではあるけれども、生まれてから今に至るまで、ずっと接することができました。私の膝の上に座りお絵かきをする姪を見ていると、自分が夢の世界にいるのではないかと本気で錯覚することもあります。夢なら覚めないで欲しい、とお決まりのフレーズを唱えてしまうのですが、今のところ覚めないようなので幸せの限りを味わわせてもらっています。

しかし、どんなにかわいくても、自分の子どもではないのですよね。あと少し立てば、自分の親とそれ以外の人の区別がつくようになりますから、私はただの親戚のおじさんに成り下がってしまいます。

それにしても、私は子どものとき、大人になれば結婚なんて普通にするもの、できるものだと思っていました。実際、大多数の人はその筋書き通りに進むのですが、どうやら私はそうではなかったようです。

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プロフィール

HN:
小瀬朧
性別:
男性
自己紹介:
創作怪談、twitterの短文小説#twnovel、短歌など。
メールでのご連絡は benzine100@gmail.こむ スパム対策なのでこむをcomにかえてください。 


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