投稿日:2024年11月22日(金)
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投稿日:2009年04月23日(木)
何も乗っていないテーブルを見て、 このことと関連があるのかわかりませんけれど、私は、ものすごい後味の悪いドラマを見たときに、次ぎのような想像をしたことがあります。
物語が終わると、次の瞬間、「ごくろうさま」という声が、周囲から波のようにやってきます。
そうです、いままでのことは、すべて演劇であって、架空にすぎないのです。
そのことが、ドラマの枠の中で語れるという案配です。
いつかプロになったときに、自分の作品でやってみたいと思っています。
このことは、虚構と何らかの関係がありましょうか。
uenoさんこんにちは。
幼いころ、ドラマにしてもマンガにしても、本気で怖くなったり具合が悪くなったりすることが何回もありました。おそらく、空想とか虚構とかの類の概念がまだないため、すべてを現実のように受け止めていたのでしょう。
それが大人になると、テレビの前に座っていたり、本を手に取っていたりする時点で、今目にしているモノが嘘であると自覚しています。あるはずのないものを見て、テレビの電源を切るなり、本を閉じるなりすることで、やっぱりソレはなかったと確信します。
劇中で、それが劇であることを明かすというのは不思議な効果ですよね。劇中で劇を明かすということ自体も、それを含むより大きな虚構に組み込まれているのですから。考えようによっては、抜け出せない永遠の世界があるようにも感じます。
そういえば、小説ではたしか『八月の博物館』のラストのほうで、登場人物と物語内に登場する作者と現実の作者が交錯する奇妙なやりとりがあったような気がします。記憶違いかもしれませんが、あれは不思議でした。
上記の下文は、仕掛けを感じてしまいます。
そのあと何かがあるんじゃないかと。
こういう作品ありますよ。物語の人達が作者に操れている様を作品にしていて、どうにか物語の意図的な行動から逃げ出したいという作品。おかしいでしょう。『歪んだ創世記』
積木鏡介 です。一度立ち読みして下さい。
『八月の博物館』のラストは意図的に物語と現実を繋げる作為的なものでしょう。この作品は幾重にも延長出来そうな作品なので、オチ的な構成があってよかったと思いますね。この間は「構築屋」という変な作品を読みました。これは妄想を作った男だけの作品でした。オチをどうにかしてほしかったが、これが大賞ってアリなのかなと思った。構成だけの問題のような気がしてなりません。
小生さんこんにちは。
なんだか面白そうな本をいろいろご存知ですね。
ブックオフで見かけたら手に取ってみます。
竹の子書房
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