投稿日:2024年11月22日(金)
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投稿日:2008年09月10日(水)
毎週楽しみにしていたのに残念だ。
以前、他人から言葉の間違いを指摘されるのは鬱陶しいと書いたが、あれはS君の話でもわかるように、面と向かって言われると非常に嫌な気分になるということだ。とくにS君の場合は、とにかく俺を貶めるという大前提のもとに俺の言動を観察していたのだからどうにも手に負えない。今思えば、おそらくお互いに高卒社員ということで劣等感の塊になっていたのかもしれない。同じ高卒でも自分のほうがレベルが高いぞ、という底辺の争いだったのだ。
テレビ番組ならいい。いくら言葉の間違いを指摘されようが、他人事のように眺めていられる。そこで自分も間違って使っていた言葉、知らない言葉が出てきたら、へぇと言いながらメモに取ればいいだけのことなのだ。世間一般向けに制作されているから、出題される言葉のレベルも俺にとってはちょうどよかった。本当なら、とんちんかんな答えをいう出演者をせせら笑い、優越感に浸ってもらおうという趣旨のバラエティ番組だったのかもしれないが、俺は笑えなかった。自分もこうやって馬鹿にされまくっているよなあ、という同情に近い気持ちで見ていた。もっとも、それだって演出のうちだし演技も含まれるのだから、あまり本気にはなっていないけどね。
ただ今回の最終回、俺が本当なら今日ネタにして書くつもりだった「足をすくわれる」「汚名を雪ぐ」の誤用がかぶってしまった。番組内にでてきたのだ。もし書いたら「ああ、こいつタモリを見たな」と思われてしまう。いや、実際見ているけどね。
ちなみにどういう誤用かというとこうだ。
×足下をすくう
○足をすくう
×汚名を晴らす
○汚名を雪ぐ
どちらも非常に間違いやすい、というか俺は間違って使っていた。「足下をすくわれる」って、よく口にしていたような気がするし、「汚名を晴らす」もちょっと見たところ間違っているように思えないから危険だ。俺はかなりいやらしい性格なので、Blogで言葉の誤用ネタを扱う場合は必ず検索エンジンを使って、WEB上でどれだけ誤用されているか見ている。「汚名を晴らす」は普通に使われているし、間違いを指摘する声もそれほど多くはない。
汚名を晴らすって、けっこう口にしていたような気がするなあ。でも、S君につっこまれた記憶はないので、やはり底辺の争いだったのだなあ。
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