投稿日:2025年01月22日(水)
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投稿日:2008年08月23日(土)
「現在使用されている現代語を中心に、古語、俗語、外来語などの反対語・対照語およそ一万五〇〇〇を収録した」という辞書。出版社は柏書房。投稿日:2008年08月19日(火)
小説には役立たないよ、と用心深く断っておく。最近購入した本でこれはいいなと思っただけ。
哲学とはある種の人間にとってはセラピーと同義だ。何か心の治療をしてくれると期待してしまう。十代のある時期に、自分の存在する意味ってなんだろう、と考えざるを得なくなってしまい、そのまま保健室に行かず図書室に行ってしまったような気の毒な人間がそうだ。さらに運悪く哲学関係の書物を開いてしまえば、そこには今まで自分では気づかなかった世界の見方や思考の方法が書かれていたりするのを発見してしまう。開いた本人が無知で純粋な阿呆であればあるほど、この世の真理を得てしまったかのような幸せな錯覚に陥ることができる。こうして暗い青春時代は幕を開けるのだ。まあ、誰でも通る道かもしれないよね。
それはさておき、セラピーまがいでも教養でも知的好奇心でもなんだもいいけど、中途半端に哲学だの思想だのに触れていると意外な落とし穴が待ち構えている。見事にはまってしまったから、わかる。難しい言葉ではなく、無意識に使ってしまうような簡単な言葉ほど間違いや勘違いがあるのだ。あるいはその言葉の背後に隠れている思想の連鎖に気づけない。
『思考の用語辞典』はタイトルこそ辞典となっているけど、中身は著者である中山元氏が選んだ100の言葉についての読み物となっている。どの項目から読んでもいいようにできている。たいへん読みやすくわかりやすい。あと、夜読むと、よく眠れる。
ちなみに、おっさんになってからまた哲学にナニかを求めるような人間には、中高生のそれとはまた違う意味で自分自身の存在についての悩みがあるから、やさしく接してあげて欲しい。俺とか。
投稿日:2008年08月16日(土)
新紀元社のF-FilesシリーズNo.009『図解 天国と地獄』。このシリーズは1300円(税別)という安価が魅力だよね。使うかどうかは別としてなんとなく集めてしまう。投稿日:2008年08月15日(金)
遠回りだろうけどおそらくは確実ではないかと考え、中学生用の国語参考書をまた購入してみた。また、というのは前回のBlogにも書いたけど、以前、中学生用の国語の文法の参考書を一冊仕上げているからだ。しかし、文法(たとえば、「かろかっくいいけれ」とか)をいくら勉強したところで、自分が求める基本の国語力はつかないのでないかと思った。投稿日:2008年08月13日(水)
<読書>カテゴリーじゃないよ。小説を書くために役立ちそうな本として最近また読み始めている。個人的な話になるけど、この『掌の小説』は非常に思い出深い本でもある。今から15年ぐらい前に代々木にある名前も知らない小さな本屋で買ったのだ。思い出深い、と書いておきながら言葉にしてしまうとただそれだけのエピソードであることに俺自身が驚いているし、あなたはそれ以上に俺の年齢について驚いている。まあ、深く考えないでね。
小説を書く練習としてまず短い作品から書いてみる、という方法を信奉するなら、この『掌の小説』を模倣するといいかもしれない。模倣と言い切ってしまうのは、とにかく書けという体育会系アドバイスに対するあてつけだ。個性とかオリジナリティは模倣の末に生まれるのだという考えを俺は支持したい。何もない状態を何でもできる可能性に充ちていると捉えるのは錯覚だ。少なくとも俺はまったくゼロの状態から何か文章を書くということはできない。意識しているか無意識なのかはともかく、こうやって文章を書くという行為は、ある刺激を受けたことに対する正常な反応だ。とにかく書けというアドバイスに好意的な条件を付け加えるなら、模倣でもいいから、だろう。模倣でもいいからとにかく書け、それが小説を書くための方法なのだ……あれ? もちろん、そんな模倣したものは発表しちゃダメさ。あくまでも練習の話、それはわかってるよ。
また個人的な話になるけど、好きな作品はこれら。
「弱き器」
「士族」
「故郷」
「指環」
なぜか何回も読んでしまう。
竹の子書房
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