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ゆっくりと小説を書こう

小説の書き方やお役立ち本などを紹介するBlogです。「小瀬朧」名義で第9回ビーケーワン怪談大賞をいただきました。twitterでtwnovelや短歌などを発表中。

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投稿日:2024年11月22日(金)

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熱の夜

投稿日:2008年11月20日(木)

風邪のためか熱が酷かった。

熱にうなされると、よくわからないヴィジョンをずっと見なければならないので苦しい。考えようによっては楽しいのかもしれないが、何かにとりつかれたかのように同じヴィジョンを見続けるのだから、どうなんだろう。精神力の問題か。

ヴィジョン。

自分が一つの光源となって、真っ暗な空間で明滅を繰り返している。そのタイミングは耳の奥にかすかに届く時計の針の音と同じだ。時計がカッチカッチと鳴る毎に、自分を中心に白い光の輪がパッと広がる。その輪は、部屋いっぱいぐらいの大きさになると自然に消える。このヴィジョンを見ているときは、これこそが世界の真理だと直観していた。世界のあらゆるものが、この光の輪の内に生まれては消えていく。もちろん、熱が冷めた今では、なぜそれが真理に思えたのかまったくわからない。しかも、言葉にしてしまうとなんだかくだらなすぎて泣けてくる。

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瞑想とヴィション

 瞑想を長く続けていると、ハリウッドの特殊技術がばからしくなるぐらいに、リアルで直截的なイメージに出会いますが、それが悪夢と化した時の、恐怖も、ハリウッドの比ではなくなります。

 瞑想やヴィジョンに対するときは、真剣な態度が必要だと、このごろ思うようになりました。

>>uenoさん

uenoさんこんにちは!

ヴィジョンは、それを見ている(体験している?)まさにその瞬間がすべてですね。
文章にするとまったく伝わらないのですが、絵の描ける人なら、あるいはヴィジョンを作品として表現できるのでしょうか。

ヴィジョンと絵画

 私は絵も描きますが、とうてい無理です。
レオナルド ダヴィンチの画力があれば別ですが・・。
しかし、彼が本当に自分の作品に満足していたのかは疑問です。
 有名なモナリザがありますが、彼は、最後まで加筆をしていたそうです。
 彼がヴィジョンとして見たモナリザは、いくら絵の具を重ねても、実現できなかったのでしょう。

>>uenoさん

uenoさんこんにちは!

私は絵が描ける人がうらやましい。
それでも、自身が見たヴィジョンの再現はできないものなんですね。

私は今朝までもの凄く長い夢を見ていたのですが、それを言語化できずにやきもきしています。

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プロフィール

HN:
小瀬朧
性別:
男性
自己紹介:
創作怪談、twitterの短文小説#twnovel、短歌など。
メールでのご連絡は benzine100@gmail.こむ スパム対策なのでこむをcomにかえてください。 


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