投稿日:2024年11月23日(土)
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
投稿日:2008年12月06日(土)
どこかが、何かが、劣化していく毎日。世界は消耗品の塊からできているのだ。投稿日:2008年12月04日(木)
その世界はどこか遠い星だった。現実世界の地球よりも遙かに進んだ科学力で、大型の宇宙船を建造することもできた。そして、宇宙から飛来する何者かと戦争をしていた。投稿日:2008年12月02日(火)
面白さってのは、読者として楽しむ分には、理屈ではない。当たり前だけど、面白いというのは突発的に沸き上がる感情だ。頭のなかで論理的に考えた結果の感情ではない。むしろ、あとから「なぜ面白いと思ったのだろう」と理屈を考えたりする。投稿日:2008年12月02日(火)
壊れた洗濯機では洗濯ができない。洗濯ができないというのは、困る。洗濯物がたまってしまうからだ。投稿日:2008年11月29日(土)
小説に限らず、創作に関するノウハウやテクニックが今はどこにでもあふれている。本屋に行かずとも、ネットで検索すれば何を見たらいいのか迷うぐらい大量にヒットする。一般に公開されていないグループ内だけの知識交換も、mixi等のコミュニティにおいて盛んらしい。少なくとも、インターネット以前の、個人が手探り状態で創作をしていた時代とはまったく違うのだ。
そうなると、「知らない」ということは「怠惰」と同義になってしまう。感傷的な書き方をするなら、純真無垢な己の感性だけに頼っていては、創作は成り立たないということだ。既に今の時代、完全なオリジナルを生み出すのは途轍もなく難しくなっている。自分ではオリジナルのつもりでも、「○○に似ていますね」とか「○○と同じです」と言われることは、よくあるのではないか。私は昔書いていた詩に「立原道造に影響を受けていますね」と感想をもらったことがある。慌てて本屋に走り、立原道造の詩集を買った。立原道造を読んだことがなかったからだ。私の詩が本当に立原道造風であったのかどうかは、もしかしたらその読者の恣意によるものかもしれないが、何にせよ、私の作品がそれだけ独創性に乏しいものだったということには間違いない。
私はこのBlogで、小説の書き方がわからないとよく書いていた。実際は、そんなの嘘だ。「書き方」なんてかなり知っている。書き方をたくさん知りすぎたために、逆に書けなくなっていたというのが本音だ。書く前に知識だけが先行してしまっているのだ。これは私だけではない。ネットで「小説が書けない」と告白している人の大半は、知識不足ではなく、知識過剰になっているのではないか。その証拠に、創作以外の文章、たとえば本の感想や日々の雑感で、雄弁になっている人は実に多い。偏見かもしれないが、小説が書けないと嘆く人ほど、小説以外の文章はスラスラと書いているような気がする。
先に書いた、「知らない」ことが「怠惰」だとするなら、「知りすぎている」のは何になるのだろう。雑誌やテレビが情報源だった時代に比べれば、今の時代は個人が得られる情報は莫大な量になっている。かといって、人間の脳の処理能力が比例して向上しているという話は耳にしない。
まったく、よくわからない。というか、既に自分の処理能力は限界だ。
オチはない。
たとえば、何か一冊の小説指南本だけを信じるというやり方も考えつく。しかし、いざやろうとしても「もしかしたらもっと別の正しい方法があるかもしれない」と考えてしまう。
※※※
追記
だったらいろいろな本のエッセンスをまとめて自分なりのノウハウを構築すれば……ということも考えつく。ただそれをやっていると、自分で書くよりもこのノウハウを他人に教えたほうがいいんじゃないかと思ってしまう。小説の書き方を求める人はたくさんいる。彼らを相手にサイト運営するなり商売するなり……うーん。
竹の子書房
Amazon
カテゴリー
レコメンド
人気記事
リンク
最新記事
カレンダー
プロフィール
ブログ内検索
アクセス解析
忍者アナライズ
お知らせ
★☆★本に掲載されました★☆★
■([か]2-5)てのひら怪談 壬辰: ビーケーワン怪談大賞傑作選 (ポプラ文庫 日本文学)
■3.11 心に残る140字の物語
■てのひら怪談 辛卯―ビーケーワン怪談大賞傑作選 (ポプラ文庫)
■てのひら怪談 庚寅―ビーケーワン怪談大賞傑作選 (ポプラ文庫)
=====↓読者投稿怪談が掲載されています↓=====
■怪談実話系ベスト・セレクション (文庫ダ・ヴィンチ)
■怪談実話系 4―書き下ろし怪談文芸競作集 (MF文庫 ダ・ヴィンチ ゆ 1-4)
――巻末の読者投稿怪談に採用されました♪
★Twitter始めました
こちら→http://twitter.com/oboroose
★リレー小説に参加しています。
★怪談投稿しています。(ペンネーム:小瀬朧)
こちら→WEB幽