投稿日:2024年12月04日(水)
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投稿日:2010年02月13日(土)
本当に極希なのですが、何気ない一文がどうしようもないぐらいに自分の心を掻き乱すことがあります。なんとなく読んでいたのに、この一文が目に飛びこんできた瞬間、私は涙がぼろぼろと零れ激しい動悸と息切れに襲われました。なぜそうなるのか、自分でもまったく理由がわかりません。山田屋の前で何度も何度も百円玉を入れてオバQの乗り物に乗っていた。
現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。
意識は、大海に浮かんだ氷山の一角にすぎないという表現があります。
心理学では、自我というものを無意識の上位に起きますが、じっさい、どうなのでしょう。私はそれから敷延して、個などというものに対する疑問すら浮かびます。
さて、本当は無意識の方が主なのかもしれません。すると、何か大きなものに自分を預けているような気がしないでしょうか。
何か巨大なものに脅かされているような自我にすぎないとすると、見方を換えてみると、ちがう風景が見える可能性もあります。
私の自我がアクセスできない領域で何か反応が起きたことは間違いないようですね。
自分自身、推測するしかないのですが、言語を理解する過程で自然と浮かび上がるイメージの集合体が、何か私にとって重大な意味を持つ記憶に酷似したのかもしれません。その結果、私の無意識の領域が、現実と虚構の区別ができずに、肉体に涙を流させたり鼓動を速くさせたりしたと考えることもできます。
ただ、そうなると、自我というものは無意識の領域に付随する単なる入出力のための装置にも思えてきます。
パソコンに喩えるなら、実は自我というものはパソコンを操作している人間ではなく、パソコンそのものかもしれませんね。
無意識が主だとすると、私はそれに操作されているパソコンなんでしょう。
情報を求めるためにネットで検索するのと同じように、感動を求めるために無意識が私という自我に本を読まさせていると考えると納得できます。
じっさい、「読みたい」という欲求は無意識の領域から沸き上がってくるので、あながち間違いではないかもしれませんね。
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