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ゆっくりと小説を書こう

小説の書き方やお役立ち本などを紹介するBlogです。「小瀬朧」名義で第9回ビーケーワン怪談大賞をいただきました。twitterでtwnovelや短歌などを発表中。

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投稿日:2024年11月22日(金)

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小松左京『果しなき流れの果に』

投稿日:2008年04月02日(水)

こんなところで虚栄を張っても、何も得られないので正直に書くと、実は今日、しかもたった今読み終えた。数年前に購入したまま本棚に眠っていた。もっと早く読んでおくべきだった。猛省。

光瀬龍『百億の昼と千億の夜』はすでに読んでいたのに、『果しなき流れの果に』は積んだまま。これがゆとりある俺クオリティ。早川書房の『SF入門』(2001年)では日本SF作家クラブがおすすめする小説の国内第1位が『果しなき流れの果に』である。ちなみに2位が『百億の昼と千億の夜』。要するに、四の五の言わずに読んでおけという小説だったのだ。

これが1965年に書かれたというのだから恐ろしい。驚くどころの話じゃない。自分が生まれるはるか昔にこんな壮大な物語が存在していた、それをほんの数時間前まで知らなかった、その二つの事実が恐ろしいのだ。さらに、良作を読み終えたあとのあのため息しか出てこない「満たされた虚脱感」はいまだかつてないほどである。ろくな読書習慣がなかったのだから、当然なんだけど。

ここで「書くための読書」というこのBlogでの本来の目的に戻ってみると、本書を読むことでSFというジャンルのハードルの高さを痛感したとしかいえない。およそ自分の中にあったSFのタネみたいなものは、まったくもって存在していないのと同義なぐらいちっぽけで惨めだったのだ。うーん。

とりあえず、頭をクールダウンさせないと。
ちょっと他の本に手をつけられない。
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無題

それ読みたいんだが中々手に入らないんだよな。虚無回廊も読んどけ。

あとこっちもリンクしておいた

>>六年野郎さん

あ!
こんにちは! 
六年野郎さんのBlogを更新の励みにしています。
リンクありがとうございます。

とりあえず、小松左京氏の作品はとにかく読んでおけってことですね。

購入リストが大変なことになっているw

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プロフィール

HN:
小瀬朧
性別:
男性
自己紹介:
創作怪談、twitterの短文小説#twnovel、短歌など。
メールでのご連絡は benzine100@gmail.こむ スパム対策なのでこむをcomにかえてください。 


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