投稿日:2024年11月24日(日)
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
投稿日:2008年05月02日(金)
買ってきた。投稿日:2008年05月01日(木)
小説とはぜんぜん関係ないけどね。
今日は5月1日。ニュースではガソリン価格の一斉値上げを報じているが、俺の近所のガソリンスタンドはまだレギュラー132円だった。昨日のガソリンスタンド大行列のとき、どうやら売り切れなかったスタンドらしい。これはラッキー。給油だ、給油。とっても自慢したい気分だ。さっそくBlogに書こう。どんないやみったらしい文章にしようかな。
とか思いつつ、ごきげんでクルマを走らせていたら今度は131円のスタンドを発見した。あれれ?
投稿日:2008年05月01日(木)
買ってきた。読み終わった。芥川賞受賞作品だ。俺もロリコンであるから読まねばならないと思っていた本なのだ。女児、女児、女児。小児性愛であるおっさんの物語。フィクションだけど、時代背景は徹底して現実社会とのリンクを図っている。児童ポルノ法の成立を中心に数々の時事ネタが盛り込まれていたり、携帯電話の機種名や服のブランド名等が精緻に書き込まれていたり、現実に即しているという意味でのリアリティがある作品だった。健全で常識的な一般のお方が読むなら、サイテイで救いようがない主人公を蔑み、自分がまともな人間であると再確認して優越の気分にも近い安心感を得るだろう。しかし、多少なりとも自身の内に病的とされる性的嗜好を持っている人間が読むと、痛々しくて堪らないのではないか。もし被害妄想甚だしく、ある種の思い込みに支配された人間が読むならば、自身の行く末のヴィジョンを突きつけられたと思うかもしれない。これは予言だ。いや、違う、ただの小説だ。フィクションだ。俺はこうはならない、と常に自分に言い聞かせながら読むかもしれない。俺は後者だった。いや、さすがにここまで書くと大仰で作為に満ちているのがバレバレかな。ええ、俺はノーマルな人間でございます。たぶん。投稿日:2008年04月30日(水)
小説とはぜんぜん関係ないけどね。投稿日:2008年04月30日(水)
小説が書けなくなっていく。もちろん、陳腐な弱音だ。自己愛ともいう。俺は自分がかわいくてたまらない。だから自分を傷つけたくない。痛いのは嫌だ、当たり前だろ。つまり、ヘタクソな小説を書いて馬鹿にされたくないってことだ。俺の無意識の領域は徹底して過保護なんだ。
小説を書くためにはまず読書が必要というアドバイスに従っていた。頭の中に「小説」を詰め込めば、いつか勝手にあふれ出てくると期待していた。古今東西の名作が頭の中で発酵して新しい小説になるはずだった。なんとなくキーボードに向かうだけで、そこにはもう小説が鎮座している予定だった。
自分自身に対して好意的な解釈をするなら、これは身の程を知ったというある種の成長だといえる。今後は謙虚な姿勢で地道な努力をしよう、と実にありきたりな標語を掲げて日記の終わりとするだろう。俺はけっこう物分りのいい人間なのだ。小学校のときは優等生だった。おとなしくて、教師のいうことには何でもハイと応えていたからね。日本じゅうの小学生が俺であるなら、教師というのはなんと楽な仕事だろうと思う。さあ、明日からは謙虚な姿勢で地道な努力をしよう――。
しかし、読書によっていらん知恵をつけた俺はそんな小学生じみた結論を捨てる。本を読んだら小説が書けなくなった? あ、そう。わかったから、口を閉じろ、と自分自身にいう。とにかく、黙れ。沈黙だ。言葉を止めれば、思考も止まる。止まるのは「俺」の思考だ。俺の思考は止まっても、やはり無意識の領域のさらに奥深くのどこかは考え続けている。何をどう考えてくれているのかは俺にはわからない。いつか何か出てくるだろう。
要するに、俺はただ読み続ければいいのだ。うん? 何も変わってないか。
追記
ここ最近なのだが、以前にも増してかなり強烈に「夢」を見るようになった。念のため書くが、睡眠中にみる「夢」の話だ。映画や漫画のようなヴィジュアルな刺激を受けているなら納得できるが、小説を大量に読んでそれが夢に影響するというのはなんだか不思議だ。文字の刺激が夢という形でヴィジュアルに変換されているのだ。俺の脳内での出来事なのに、俺はその作業に一切関わっているつもりはない。それで、確信したわけだ。
竹の子書房
Amazon
カテゴリー
レコメンド
人気記事
リンク
最新記事
カレンダー
プロフィール
ブログ内検索
アクセス解析
忍者アナライズ
お知らせ
★☆★本に掲載されました★☆★
■([か]2-5)てのひら怪談 壬辰: ビーケーワン怪談大賞傑作選 (ポプラ文庫 日本文学)
■3.11 心に残る140字の物語
■てのひら怪談 辛卯―ビーケーワン怪談大賞傑作選 (ポプラ文庫)
■てのひら怪談 庚寅―ビーケーワン怪談大賞傑作選 (ポプラ文庫)
=====↓読者投稿怪談が掲載されています↓=====
■怪談実話系ベスト・セレクション (文庫ダ・ヴィンチ)
■怪談実話系 4―書き下ろし怪談文芸競作集 (MF文庫 ダ・ヴィンチ ゆ 1-4)
――巻末の読者投稿怪談に採用されました♪
★Twitter始めました
こちら→http://twitter.com/oboroose
★リレー小説に参加しています。
★怪談投稿しています。(ペンネーム:小瀬朧)
こちら→WEB幽