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ゆっくりと小説を書こう

小説の書き方やお役立ち本などを紹介するBlogです。「小瀬朧」名義で第9回ビーケーワン怪談大賞をいただきました。twitterでtwnovelや短歌などを発表中。

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投稿日:2024年11月22日(金)

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銀はがし・スクラッチを作りたい

投稿日:2009年04月16日(木)

セロテープやコインを使って銀色の部分をはがすアレを自分で作りたかった。セロテープではがすのは「銀はがし」で、コインで削るのはクジ引きでおなじみ「スクラッチ」って呼び方で通じるかな。その銀はがしの作り方を知りたかった。

幼児向け雑誌によく「銀はがし」がついていて、セロテープではがすと銀色の下からうさぎさんやくまさんが出てきたりするので、姪が大好きなのだ。全部はがし終えると、もっとやりたいよ-、とぐずりだす。だから、なんとかできないかと探し回った。

とりあえず、ダイソーで見つけた。

ダイソーで売っていたのは銀色のシールを上から貼ればスクラッチになるというもの。商品名は「目かくしラベル 銀」で型番は「D-76 ラベル No.FC1」、表面には「コイン等で削れる!」「クジ作りや秘密のメモなど」と書いてある。インデックスシール等と一緒にラベルコーナーにあったよ。私が買ったのは1シートに星形6片とフリーサイズ6片があるもので、それが2シート入って105円。

ダイソーでは、他に、パーティグッズコーナーにスクラッチカード作成セットが売っていたりする。そちらは買わなかったけど、自分で文字を記入するためのカードとその上から貼る銀色のシールがセットになったものが何種類かあった。

ただ、なんとなく割高にかんじるんだよね。105円で買えるのはいいけど、入数が少ないような。

それはともかく、そういう銀はがしを作るためのシールがあるとわかったのはよかった。

インターネット通販の楽天で 「スクラッチシール」で検索してみると結構出てくる。
  
スクラッチを大量に作成するならこういうのがいいかもね。

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楽しくなければダメだろう

投稿日:2009年04月15日(水)

多くの小説作法の本が口にする逃げ文句は「巧い小説の書き方があるなら自分(著者)が知りたい。けれども、拙い小説には共通するものがあるから、それだったら教えましょう」というかんじだよなあ。

それはそれで有り難いんだけど、何冊も読んでいるとタブーだらけで身動きがとれなくなる。何も書けなくなる、というか書く気がなくなってしまう。

別に、拙い小説になってしまう要素をあえて書きたいというわけではないよ。ただ、書いていて「ああ、これって○○に書いてあったダメな小説の典型だ」と自覚してしまうのが嫌なんだ。知らなきゃご機嫌で書き続けていられたのに、って。そういうの、ないかなあ。

さらに、作家や批評家から読者まで、各々が結果として独自の小説観をもってしまっているわけだから、彼等の言い分を真に受けていると、相反する意見を同時に抱え込んでしまうようにもなる。たとえば、ある有名作家(角が立つから伏せるけど)の比喩表現こそ最高であり小説の極みだから学ぶべきとする者もいれば、絶対に真似をしてはいけない悪例とする者もいる。またある本では、表現を豊かにするためにとにかく語彙を増やしなさいとアドバイスする一方、別の本では語彙に頼ってはいけないという戒めがあったりする。作法本をたくさん読みすぎると、どっちなんだよ! と突っ込む回数が自然と増えていってしまう。

なかには「一般論ではこうだから、自分はあえて逆のことを言うぞ」というスタンスの著者もいるので、なおのこと混乱してしまう。

誰の言うことを信じるか、という話になれば、やっぱりそれは実績がある人(○○賞作家とか)だろうという権威主義的なところに落ち着いてしまう。でも、小説家なんて、多かれ少なかれ、他人に何らかの影響力を行使したい性分の人だから、無批判に信じすぎると洗脳されてしまうかもね。小説家が読者を楽しませたい、喜ばせたい、泣かせたいと純粋に考えているうちはいいけれど、娯楽の範疇を超えて、読んだ者の思想や生き方までも変えてやろうと企みだしたら嫌だよなあ。一歩引いてそれすら楽しめる読者ならいいけど、影響を受けて人生が変な方向に転がり出しちゃったら、どうなるんだろうね。(私は、自分の考え方で世の中を染めてやりたいというヤバイ部分がある人ですが)

とまれ、極端な話、なんでもいいからただ一冊の小説作法本を読んでいた方が小説を書けるようになるとまで思ってしまう(それが正しいのか、自分で確認することはもうできないが)。

なまじ知識を得てしまったために書けなくなるぐらいなら、何も知らないまま楽しく書いているほうがいいような気もするけど、どうなんでしょうね。書かないことには、上達のしようがないんだから。

あー。

とかいいつつ、書けねぇ。

付箋が逝く

投稿日:2009年04月15日(水)

軽い粘着部分がある紙片。製品名でいうならポスト・イットだっけ。付箋、付箋紙と呼ぶのかな。
 
本を読んでいて、知らない言葉や覚えたい言葉が出てきたら付箋紙を貼っておく。私は本に線を引いたり書き込みをしたりということは一切しない。だから、本の天の部分から大量の付箋紙が飛び出してしまう。

姪は私の部屋のその辺に積んである本を手にとって開き「じーばっか、じーばっか(字ばかり)」といって遊んでいる。私が「やだねー、絵がないねー、絵本じゃないねー、やだねー」とか言うとすごく喜んで、次から次に本を開いて「じーばっか、じーばっか、やだねー」と繰り返す。まだ力加減をしらないので、表紙はとれるしページは破けるしと、本を愛する人なら激怒しそうになるけど、幸い、私は本を愛さない人なのでなんとも思わない。ごめんね(誰に謝ってるん?)。

ついでに、姪はシール遊びが大好きだ。姪に限らず、幼児はシールを貼ったり剥がしたりするのが大好きなのだが、そこで目を付けられたのが本から飛び出す大量の付箋紙だ。

びらびらとはためく付箋紙がいつからか気になるようになり、なんとなくつまんだときピッと剥がれたのだろう。本から飛び出ている付箋紙が、大好きなシールの類だと気づいたのだ。

もう夢中でペリペリと剥がしてくれた。

私はその様子を「きゃー」といいながら眺めていた。

全部剥がされた。

きゃ~。

千人の諾々は一士の諤々に如かずだかなんだか知らんけど

投稿日:2009年04月15日(水)

ことわざ辞典を眺めていたら、こんなことわざが目にとまった。
 

千人の諾々は一士の諤々に如かず (せんにんのだくだくはいっしのがくがくにしかず)
[出典]史記
なんでもはいはいと言って従う千人より正しいと思うことを主張する一人が優れているという教え。「諾々」は「唯々諾々」などといい、他人の言うことになんでも従うこと。「諤々」は「侃々諤々」などといい、正しいと思うことを遠慮せずに主張すること。
(旺文社『現代に生きる 故事ことわざ辞典』より)
 

これを見て、首を傾げてしまった。

今の時代って、千人が千人、各々が正しいと思うことを主張しているよね。とくにインターネットでは他人の話にはいはいと従う人のほうが珍しいようにも思える(この時点でかなり自分が歪んでいるかもしれないけど)。

ただ、この手のことわざが使われるのは何かしらの組織においてだろうから、上で書いたことはどうしようもなく的外れなのは自覚している。だって、上司でも先輩でもいいけど、面と向かって「あなたは間違っている」と言える人はまだまだ少ないだろうから。

そう考えるとネットってのは面白いね。不謹慎な意味で。面と向かって言えないことが、ダダ漏れになっているんだから。

けれども、ちょっと話はずれるけど、そのうちネット上でも自分の本心を隠す時代が来るような気がしてならない。そのときは、千人の諾々は一士の諤々に如かず、ということわざが再び実感されるのかな。
 

好みは変る

投稿日:2009年04月13日(月)

もともとは清水義範が好きだった。今はどういう作品を書かれているのかまったく興味はないが、私がはまっていたころは「パスティーシュ」なるジャンル(?)の作品が多く発表されていたと思う。文体模写、作風模写、なんていうのかな、パロディやオマージュとはちょっと違うんだけどうまく説明できない。まあ、パロディっていえばパロディなんだろうなあ。

早い話が、清水義範に影響を受けまくって、そーゆー文章ばかり書いていた。

ああ、でも面白かったなあ。「蕎麦ときしめん」「深夜の弁明」「国語入試問題必勝法」「永遠のジャック&ベティ」あたりはもう何度読んだかわからない。どれかに収録されていた「三流コピーライター養成講座」(ここまで記憶だけで書いているのでタイトルは間違ってるかもね)はお腹が捩れるぐらい笑った。じっさい、捩れたかもしれない。本を読んで筋肉痛になったのはそれが最初で最後だ。

ところがだ。

BOOKOFFで懐かしさからそれらのタイトルを手にとって立ち読み(家にあったのは全部売ってしまったから)しても、いったい、何がどう面白いのかさっぱりわからなくなってしまっていた。昔これを読んで大笑いしたことは覚えている。しかし、どうして笑えたのか、今の自分にはもう理解できないのだ。

もちろん、作品に問題はない。読み手である自分の心にゆとりがなくなったからだと思う。

好みが変るには理由があるんだろうなあ。


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プロフィール

HN:
小瀬朧
性別:
男性
自己紹介:
創作怪談、twitterの短文小説#twnovel、短歌など。
メールでのご連絡は benzine100@gmail.こむ スパム対策なのでこむをcomにかえてください。 


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