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ゆっくりと小説を書こう

小説の書き方やお役立ち本などを紹介するBlogです。「小瀬朧」名義で第9回ビーケーワン怪談大賞をいただきました。twitterでtwnovelや短歌などを発表中。

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投稿日:2024年11月23日(土)

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A5ノート買ってきた

投稿日:2008年10月20日(月)

ダイソーにA5サイズのノートがセットになって売っていると聞いて買いに行ってきた。

あった。2冊セットで105円だった。先に見たホームセンターでは、A5サイズのノートは一冊90円だったからダイソーのほうが安い。もちろん、ホームセンターにあったのは有名メーカー品、ダイソーにあったのはダイソー製なので質の違いはあるだろう。

普通のサイズのノートでは、俺の机には大きすぎる。狭い机の上にパソコンのキーボードとマウスパッド、本等を並べているからだ。A5サイズならぎりぎり置けて、記入にも支障がない。また、A5サイズのノートなら、A4用紙に印刷したものが二つ折りにしてちょうど入るという利点もある。いろいろなノート術でA5サイズノートを推奨する理由のひとつがそれだったりする。

ところで、俺の地元だけなのかもしれないが、ホームセンターで扱う文房具の種類が減ってきたような気がする。たとえばノートなら、以前はさまざまなサイズ、用途のものがホームセンターでも売られていた。ルーズリーフのリフィルもそうだ。しかし、今はメーカーもサイズも用途も数種類に絞られてしまい、選択の幅が狭まってしまった。ホームセンターは本当に必要なものだけを買う場所になりつつあるかもしれない。

逆に、100円ショップやダイソーの文房具コーナーが充実している。今日のダイソーで驚いたが、定規だけで30種類以上あったのだ。スチール製、アルミ製、アクリル製といった材質の違いや、柔らかく曲がる、折りたためる、コンパスになる、裏面にコルクがついているといったアイデア定規、長さは15センチ、20センチ、30センチといろいろな定規が並んでいる。定規以外にも、なんだか文房具なのかおもちゃなのかわからないグッズが大量にあった。(食べ物を真似て作った消しゴムがおいしそうだった。)

一度、都会の文房具専門店に行ってみたい。


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わからないことだらけだ

投稿日:2008年10月20日(月)

今までわかっていたつもりのことが、あるとき急にわからなくなることがある。別に脳の病気ではない。

たとえば、文章の書き方だ。文章は、書けるときは全く苦もなくすらすらと書ける。文章の書き方なんぞ意識しなくても勝手に指がキーボードを打っている感覚に近い。それがあるとき突然、書けなくなる。なぜ書けなくなったのか考えてもわからない。今までどうやって書いていたのだろうとふり返ってみても、もともと考えずに書いていたのだからわかるはずがない。

今まで書けていたのは、ただの錯覚だったのか。そう考えると、自分自身が空っぽで虚ろになっていくのを感じる。途方に暮れる。ぼんやりと宙を見つめ出す。今まで文章を書いていたのは、自分自身のなかにいる別の自分であったのかと真剣に考えるようになる。彼はどこに行ってしまったのだろう。

限界という言葉が思い浮かぶ。努力と根性で底上げできる知性の限界だ。努力と根性なんて、陳腐すぎてまともな感覚の人間なら口にできない言葉だが、俺はまともな感覚ではなくなったので思いっきり使う。よく遠回しに褒めてもらえるのだが、低学歴でよくここまでがんばってきたと思う。もちろん、俺自身の努力と根性のおかげです、なんてね。ああ、もう苦しい。

それはともかく、文章の書き方に限らず、なんだか世の中わからないことだらけということに気づいたので、ちょっと旅に出る。お昼もしくは夕方までには帰ってくるけど。

とてもじゃないが、家の中にいられる気分ではない。

『カンゴロンゴ』3回目を見た

投稿日:2008年10月20日(月)

「カンゴロンゴ」、どんどん面白くなっていくね。今回のテーマ「ネットの悪口」は見る前からドキドキしてしまった。他人事じゃないよね。

番組のサイトはこちら。
NHK 世直しバラエティー カンゴロンゴ | これまでの放送


今回のお言葉はこの3つ。

・好事門を出でず 悪事千里を行く (こうじもんをいでず あくじせんりをゆく)
・過ちは好む所にあり (あやまちはこのむところにあり)
・一事を経ざれば 一智に長ぜず (いちじをへざれば いっちにちょうぜず)

メモ間違ってないかな。これとは別に、「過ちは好む所にあり」のところで「泳ぎ上手は河で死ぬ(す?)」とも言っていた。せっかくなので、ことわざ辞典で類似を調べてみた。(ことわざの解説内で類似として挙げられていたもの)

・過ちは好む所にあり
・好きなことには騙されやすい
・善く游ぐ者は溺る
・弘法にも筆の誤り
・猿も木から落ちる
・河童の川流れ
・川立ちは川で果てる
・泳ぎ上手は川で死す
・木登りは木で果てる
・得手に鼻付く
・得手で手を焼く
・上手の手から水が漏る
(『故事ことわざ辞典』旺文社より)

名人でも失敗する、得意になって油断すると失敗するということを戒めたことわざは結構あるね。ネットなら、ブロガーはブログで死す、ということか。怖い怖い。






『ぺ ショートショート集』

投稿日:2008年10月20日(月)

詩人、谷川俊太郎氏のショートショート集。今回購入したのは2008年10月10日発行のランダムハウス講談社文庫からの新装版。もとは古い本なのでブックオフを探そうと思っていたが、新装版が発売されたばかりと聞いて驚いた。こんな偶然に出会うと、何か意味を持たせたくなってしまうが、偶然は偶然だ。

以前のエントリで、処分したはずの『定義』が部屋の片隅から見つかったことを書いた。俺はそのあと、『定義』に読み耽った。やはり谷川俊太郎氏の詩は好きだ。処分しなくてよかった。その後、やはり偶然入手した『ショートショートの世界』で、谷川俊太郎氏がショートショートを書かれていたことを知り、驚きを通り越して宿命のようなものさえ感じた。でも、偶然は偶然だ。

詩人の書くショートショートとはいったいどんなものだろう。

じっとしていられなくなった俺は、日曜の午前中から地元の本屋を何軒も巡――るつもりだったけれども、一軒目で見つかった。あまりドラマティックにはならないようだ。すぐに買えた。もちろん新本だ。背表紙が「ぺ」一文字なのがユニークだった。ちなみに「ぺ」とは「ぺ」である。「ぺ」なのである。

これを書いている今、3分の1ほど読み終えた。もうすでに、これから先、自分が影響を受けてしまうだろうことは予想できる。これは俺に必要な本だった。買ってよかった。ほんとうは、なんだかよくわからない力の連鎖によって強制的に買わされたようにも思えるが、しかし、偶然は偶然だ。

これで俺は、憂鬱な気分が吹っ飛んだ。


たとえば作文を書けるか

投稿日:2008年10月19日(日)

感想文や小論文でもいい。今、何か書いてみろといわれて書けるだろうか。

小学校、中学校、高校を通してまったくできなかったことが、小説家志望になっただけでいきなりできるようになるだろうか。同時に、作文や感想文や小論文が書けなかったのに、小説が書けるかということでもある。

俺はとんでもないことに手を出してしまった。そんな気がしてきて、今日は一日じゅう、鬱だった。

こんな空想もする。空想のなかの俺には、子どもがいる。おとうちゃん、作文の宿題があるから教えて、と子どもが駆け寄ってくる。空想のなかでは俺は小説家だが、作文を教えてという子どもの頼みに、青ざめる。俺は、作文が書けない。作文が書けないのに、俺は小説家なのか。そう気づいた瞬間、目の前にいた愛くるしい我が子は抱きしめる前に消えてしまい、空想は終わる。阿呆な空想から覚めて、部屋で一人、いないはずの我が子がいなくて寂しいと感じる。

空想は感傷で終わるが、作文すら書けないという事実に何ら変化はない。


と、ここまで書いて、またオチをつけたくなってしまった。オチなんかいらない。

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小瀬朧
性別:
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自己紹介:
創作怪談、twitterの短文小説#twnovel、短歌など。
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