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ゆっくりと小説を書こう

小説の書き方やお役立ち本などを紹介するBlogです。「小瀬朧」名義で第9回ビーケーワン怪談大賞をいただきました。twitterでtwnovelや短歌などを発表中。

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投稿日:2024年11月23日(土)

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もう書けない

投稿日:2008年11月04日(火)

「もう書けない」とか「何も書けない」という言葉はカウントしないということで。

からっぽだ。がらんどう。

文章はどこからやってくるんだろう。
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けっきょく送った

投稿日:2008年10月31日(金)

某デンゲキの2000文字のやつ、なんだかんだで一作送ってみた。いつもどおり全身全霊でもって書いた作品なのでそれなりに怨念がこもっている。

今回は、読者の夢も希望も打ち砕くようなドロドロの怪奇ものを書いた。俺はオチとか伏線とか嫌いな人なのでストレートに構成した。『ショートショートの世界』で学んだことは、何一つ役立てない。それが俺流。

半分、嘘だけど。

臆病なのに怪談を書く

投稿日:2008年10月31日(金)

というか、怪談ばかり書いている。

創造力に乏しいから、どうしても既存の怖い話の亜流になる。純粋な怪談は作るのが難しくて、現代風の「人間が一番怖いんだよ」系の話になると、ただの都市伝説になってしまったりするのが悩みどころだ。単純に人を殺せばただのホラーやグロテスクになるし、夢を題材にすると支離滅裂で話にならない。

稲川淳二が好きで、昔はDVDまで買って楽しんでいた。テレビの心霊特集も好きだ。でも最近ぜんぜんやらないから残念だ。でも、そういうのは映像と音の効果がよりいっそう怖い雰囲気を作っているのだから、文章だけで人を怖がらせるのとはかなり違うかもね。

ところで、ここ最近奇妙なことに気がついた。私には姪がいてよく遊びにくるのだが、どうもその姪の反応がおかしい。姪は私のことが大好きなので、歩けるようになってからは家のなかでもちょこちょことついて来る。トイレに行くだけでも、おいてかないでとばかりに泣きながら走ってくる。かわいくてたまらない。

ところが、なぜか私の部屋にだけは近づかない。私の部屋は和室で、いつも障子を開け放してあるので廊下からなかがよく見える。姪はときどき廊下から私の部屋を覗くのだが、すぐに泣き出してしまう。やーだ、やーだ、と何かに酷く怯えるのだ。

私が、どうしたの、何がおっかい(怖い)の、と聞いてもしがみついてくるばかりだ。抱っこしてあげると、私の部屋のなかをじぃっと見つめている。まったく、なんだかわからない。

姪と居間にいるときに、お馬さんはどこにいるの、と聞くと、姪はいつも決まって居間の天井の隅を指さす。これもわけがわからないが、面白いのでいつも聞いてしまう。(なぜ私がお馬さんのことを聞くのか、よく考えるとそれも意味不明だね。)

それはともかく、私の姪はかわいい。なんだっけ、怪談の話だっけ。そんなのもうどうでもいいや。かわいい、かわいい。姪がかわいい。




ある気配

投稿日:2008年10月30日(木)

過去の自作を眺めていて、背筋が寒くなった。

今、自分はヒキコモリニート状態なのだが、それは過去のある日の事件がきっかけでそうなっている。その内容は書けないのだが、社会から抹殺されても仕方のない出来事だった。たぶん、誰も同情しない。

それはともかく、過去の自作で気になるものがあった。作成した日付を見た。その事件の半年ほど前に書かれているのがわかった。

こんなの。
 

昔人が死んだ場所に花が咲き家が建つ

昔ゴミの不法投棄場所
今は子供たちが遊ぶ公園

昔小学生が溺れ死んだ用水路に
かわいい金魚が数え切れない

昔わたしの犬が轢き殺された道路に
知らない犬の轢死体

昔世界の果てだったはずの交差点を
今日も車で通り過ぎる

昔果樹園だった場所は今も当然のように果樹園で
どこか知らないところから来た観光客の笑い声

昔生きていた自分は当然のように今も生きていて

だけど未来におびえている
 





もうひとつある。


クリエイターЯ は
世界を美しくするために
美しいものをたくさん創り
醜いものを壊していった

クリエイターε は
世界を美しくするために
美しいものを壊した

庭で草むしりする仮定された世界のわたしは
雑草を殺さずバラやチューリップやタンポポその他もろもろの花を殺した

さらに遠く仮定された世界のわたしは
正義を唱えるものを殺し
秩序そのものやそれを守ろうとするものも殺した

モニターの前でキーボードを打つ実世界のわたしは
それでも何も変えられず
むしろ自分が消される側の人間であることに気付き
それを否定したいがため
今こうやって文字を並べ
眺めている
 



巧拙はともかく、自分はこの詩のもとになるものをどこに見ていたか。何を見ていたか。あるいは、これから何を成そうとしていたのか。

この二つは、リライトする気になればそれなりにできるのだが、手をつけるのが怖い。

もし、これを書いたときに、本当に(というのも無理だけど)自分自身を眺める目を持っていたなら、終わりはこなかったかもしれない。自分自身が鳴らしていた警鐘に気づいていたら……と他人事のようにいま書けるが。

電池買ってきた

投稿日:2008年10月30日(木)

朝、母をパート先に送った帰り道に、24時間営業のスーパーに寄って単4アルカリ電池を買った。これで電子辞書はまた使えるようになった。

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プロフィール

HN:
小瀬朧
性別:
男性
自己紹介:
創作怪談、twitterの短文小説#twnovel、短歌など。
メールでのご連絡は benzine100@gmail.こむ スパム対策なのでこむをcomにかえてください。 


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