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ゆっくりと小説を書こう

小説の書き方やお役立ち本などを紹介するBlogです。「小瀬朧」名義で第9回ビーケーワン怪談大賞をいただきました。twitterでtwnovelや短歌などを発表中。

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投稿日:2024年11月22日(金)

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書いちゃダメだろうという思い込み

投稿日:2008年06月02日(月)

メモを見る。書きたいことはたくさんある。では書けばいいという話になるのは当然だ。しかし、ダイソーの100円メモに書かれた断片の、ほぼすべてが<死>につながっている。死にたいだけの文章を書いちゃ、ダメだろう。

俺が、死ぬ。親が、死ぬ。あなたが、死ぬ。どこの誰ともわからない人が寂しく死ぬ。死にたいと願っていた人が生きる希望を見つけて死ぬ。死にたいと願っていた人が願い通りに死ぬ。意味もなく死ぬ。世界のために死ぬ。俺の頭のなかは死体だらけだ。誰か、片付けてくれ。

こういうことを書くと、すぐに自殺願望だと思われる。俺は死にたくない。いきなり冒頭の言葉と反する。それでも死ぬ必要はない。リアルで引きこもりニートで、貯金もなく、就職の当てもなく、友達も一人しかいなく、郵便物は督促状だらけだけど、死なない。むしろ、早く死ね、と思われている気配は感じている。

陳腐でチープでありきたりで幼稚な言葉でしか言えないけど、今自分がどこにいるかわからない感覚に陥る。なぜ、ここなんだろう。いつからここにいるんだろう。いつまでここにいるんだろう。そんな自我に目覚めたばかりの子どものような問いを、毎日毎日、繰り返している。

唯一の救いは、こういう俺の現状が、たいして珍しくもないということだ。ちょっと前までは、こんな自分が特殊だと思っていた。人と違うことに喜びさえ覚えていた。素直すぎる自己防衛だと考えていたけど、じつは同じ状況に置かれた人々が辿る、まったく同じ道筋だったのだ。世の中には、俺とまったく同じ人間が大量にいて、まったく同じことを考えている。

そして、今、自分のなかのものを吐き出したつもりなのに、なんとくだらなくちっぽけでアホらしいことだろう。お手軽な自己セラピーまがいだ。きれいすぎる。汚物にもなっていない。ということは、汚れは外に、出ていない。

小説を書きたいと思う気持ちは、ただこれだけが発端かもしれない。俺が死なないのはいい。でも、万が一、俺じゃない誰かが本気で死んでしまったら困る。

そういう思い込み。
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コメント

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ども

禁止文字で跳ねられたよん。ぇんぇん。
ミステリー書こうとしてるのかな。
自分でもキャラをなくす行為は出来ないんすよね。
何かトラウマあるのかな。あるにはあるんですが。
事件に関するのが。

>>小生さん

小生さんこんにちは!
コメントありがとうございます。

すいません、エントリの内容がアレなのに禁止文字設定していました、うっかりです^^

有名な作家さんって、けっこう自殺願望があったりするじゃないですか。
たぶんそういう影響うけているだけです^^

わたしの場合は、このBlogを書くことが、小説の練習みたいなものなので、けっこう思いつきです。

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プロフィール

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小瀬朧
性別:
男性
自己紹介:
創作怪談、twitterの短文小説#twnovel、短歌など。
メールでのご連絡は benzine100@gmail.こむ スパム対策なのでこむをcomにかえてください。 


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