投稿日:2024年11月21日(木)
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投稿日:2009年02月03日(火)
月並なタイトルで申し訳ない。「なぜ、書くのか」。
難しいですね。永遠の謎です。(苦笑)
私の場合は、頭にある「仕掛け」を書いてしまわないと気が済まない、という所から来ています。
だから、文章を書くのが「好き」とか「得意」という訳では無いので、私も非常に苦労している所です。
でも文章を書かずにはいられない、という方もいますよね。逆に羨ましいくらいです。
ただ、今日拝見したような波乱万丈の人生を送っていらっしゃるのでしたら、きっと、凄く面白い小説が書ける筈ですよ。
平々凡々と過ごして来た人間(私も含めて)より、強く心を動かされるような出来事に遭われた方のほうが、一文に込められる思いが、きっと強いような気がします。
管理人さんの中にある「何か」は、書かれる日を待っているのでは無いでしょうか。
さくらさんこんにちは。
なんとなく暗い毎日を送っていると、ふいに誰かから温かい言葉をかけてもらいたくなります。
そんな気持ちが、今回のエントリを書かせたのでしょうね。
コメントがいただけて大変うれしい気持ちです。
それはともかく、やはり書ける人というのは、書かずにはいられない衝動があるのでしょうね。
自分にもそういう素質はあると思うのですが、失敗を恐れるあまり(あとがないですからね)、なかなか思うように筆が進みません。
なんだかおかしいですよね。自分は書きたいと思っているのに、書かせないのも自分なんですから。
「壊してしまった日常を再構成したい」と書かれているのは、まさに、私も同じ気持ちです。
小説を書くという行為は、私にとって、失った10年を取り戻す行為だと思っています。
小説に関することですけれども、もしかしたら、車輪の脂が不足しているではないでしょうか。車輪は脂が無ければ、動きが滞ってしまいます。その結果、なかなか、前へ進めないのかもしれません。
文章を書くと言うことは、これに似ていると思います。私などが評価できるとは、とうてい思えませんが、錦さんの文章は、私の劣等感を刺激します。どうしたら、あのような堅実な文章を書けるのかと思います。どちらかと言うと、私の文章はマニア向けです、錦さんの文章のように万人に受けるということは、難しいでしょう。もちろん、そのための努力中ですが。
あれほどの文章が書けるのだから、自信を持って欲しいと思います。
「見えない相手と~」
これも、同意見です。私の場合、もはや、ふつうの方法で、社会に溶け込むことをあきらめています。そうすると、手段は「小説」しかありません。
なんて、博打な人生なんでしょう。
まさに、生きている、生きている!という感じです。
uenoさんこんにちは。
「車輪の脂の不足」こそが、私のもやもやを言語化したものです。なんて、象徴めいた言葉だろう。私は書いた記事のなかで、必死に言い表そうと思っていたのは、まさにその「車輪」のイメージ(感覚)です。小説を、書きたいのに書けないという状況は、錆び付いた、脂の切れた、車輪を回そうとしているのと同じように思えます。
ちょっと私は今から瞑想したい気分です。巨大な車輪を必死に回そうとしている自分自身を観てみたい。そして、車輪の本質や、脂の正体を見極めたい。
なんだか、急に目の前が開けたような感覚です。が、その結果、現われたのはさらに長く険しい道だった、というような気分です。
なんだか不思議ですが、uenoさんという存在は、世界が私に働きかける強制力の擬人化という気がしてなりません。一度に5000字ほどのものが書けるようになったのは紛れもない現実であり、あのリレー小説というきっかけがなければ、絶対にありえなかったはずです。
ただ、「実行する」ということは、同時に「理想を破壊する」ことでもあります。書けば書くほど、自分に足りていないものがわかるようになる。何が書けて、何が書けないかわかってしまう。これは結構つらいことです。心が引き裂かれそうになります。
あ、今、気づいたのですが、父は博打打ちなのに私はまったく博打をしない。だから、父の血はあまり引いていないのかなと思って生きてきたのですが、とんでもない、私だって博打な人生ですね(笑)
やっぱり、父の子だったんです。
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