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ゆっくりと小説を書こう

小説の書き方やお役立ち本などを紹介するBlogです。「小瀬朧」名義で第9回ビーケーワン怪談大賞をいただきました。twitterでtwnovelや短歌などを発表中。

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投稿日:2024年11月22日(金)

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貪り読むとき

投稿日:2010年02月25日(木)

 どちらかというと読書嫌いの私ですが、過去にあるジャンルの本を貪り読んだことがあります。

結論からいうと、これは同じ状況に陥った人間がたいていとる行動のようです。

前も書いたかもしれませんが、ある新興宗教(けっこうカルト)から逃げ出した後、とにかく書名に「洗脳」「マインドコントロール」と入った本を買い集めました。そして凄まじい勢いで読み込みました。

人間というのは、当人が思っている以上に外部からの影響を受けやすく、あたかも自分で選択したかのように錯覚しつつ道を踏み外して行くのです。ちなみに、「洗脳」と「マインドコントロール」は別物です。簡単にいうと、洗脳は外部からの強制力によって考え方をねじ曲げていくイメージに近いのですが、マインドコントロールはあくまでも本人の意志で自分の考え方を変化させていると思わせる一連のテクニックなのです。(詳しく知りたい方は本を読んでください。ネットで検索すると、洗脳とマインドコントロールを混同している記述が多いので注意してください)

よく勘違いされるのですが、私はたしかにある新興宗教に入ったことはありますが、たとえば監禁されたとか脅迫されたとかという事実はありません。洗脳されたのではないのです。まったく自分の意志で入った(と思い込んでいるのがマインドコントールに他なりませんが)のです。

必要に迫られた、というよりは自分自身の不可解な行動の意味を知りたかったので、その手の本を読みまくったのでしょうね。

もし興味があるというかたは、以下の本をどうぞ。必読書です。

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コメント

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人生とマインドコントロール

しかし、外部から影響されていない、私というものが本当に存在するのか疑問です。
 そうなると、人生を生きるということ、そのものがマインドコントロールされ続ける過程という事になってしまいます。
 

>>uenoさん

そうなんです。
なにものからも影響されてない自分自身が、果たして本当に存在するのか、これは答えのだしようがない疑問です。
現実に私たちは生まれた瞬間から、母と子、家庭、近所、学校、社会、と常にコミュニティに参加して生きていきます。そしてそれぞれの場に応じた倫理観、価値観、世界観などを「身につけて」いきます。
この世に産み落とされ、まったく誰とも関わらずに成長することは不可能です。仮に、生物として生きながらえたとしても、肝心の「自我」が発生しないおそれがあります。動物と同じです。

どこまでがマインドコンロールなのかは議論のつきないところです。

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プロフィール

HN:
小瀬朧
性別:
男性
自己紹介:
創作怪談、twitterの短文小説#twnovel、短歌など。
メールでのご連絡は benzine100@gmail.こむ スパム対策なのでこむをcomにかえてください。 


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