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ゆっくりと小説を書こう

小説の書き方やお役立ち本などを紹介するBlogです。「小瀬朧」名義で第9回ビーケーワン怪談大賞をいただきました。twitterでtwnovelや短歌などを発表中。

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投稿日:2024年11月24日(日)

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花村萬月『ブエナ・ビスタ』『ゴッド・ブレイス物語』

投稿日:2008年04月27日(日)

今日買ってきた。読書中。『ゴッド・ブレイス物語』は花村萬月氏のデビュー作。『ブエナ・ビスタ』は『ゲルマニウムの夜』の続編だ。何度も書くが、別に俺は花村萬月氏のファンでもなければ影響を受けているわけでもない。本当に偶然、芥川賞をとる前の花村萬月氏が俺の通っていた学校に講演に来た。ただそれだけの理由だ。もう説得力ないだろうけど。

花村萬月氏の文章は心地よい。もちろん、自分にとっては、と限定するけど。なぜだかわからない。とにかく貪り読んでしまう。文字を追っているだけでなぜこんなに夢中になれるのかわからない。普通、本を読んでいるとすぐに眠くなるが、花村氏の作品を読んでいると頭が覚醒していく気分になる。うーん。なんじゃろか。

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花村萬月『浄夜』

投稿日:2008年04月23日(水)

先に書いておくけど、俺は花村萬月氏のファンではない。傾倒なんてもってのほかだ。前も書いたけど、本当に偶然、まったく意味もなく、俺の心の奥深くにこびりついているだけだ。カビのようなものだ。カビは放っておくと増殖する。

花村萬月『浄夜』を読み終えた。これは面白い。あまりにも面白いので、普段の読書のときにするメモや辞書引きなんかやめて夢中で読んだ。貪り読むというやつか。面白い。面白い。とにかく面白かった。面白いしか連呼できないのは、じっさいはゆとりある俺がたんに言葉を知らないだけなんだけど、ここはひとつ知的興奮を表していると深読みしてもらえるとうれしい。まれにいる、周りの人から勝手に深読みしてもらえる人にあこがれる。

花村萬月氏は人のコンプレックスをくすぐるのが巧い。性的な意味に近い。脂ぎっていてねっとりとしている。舐め回されている気分だ。まったく、いやらしい。同性に尻の穴をまさぐられているようでもある。たぶん、俺のような階級の人間の尻が好みなんだろう。そして、これが俺の自意識過剰であることも、小説内で見抜いているのだから、作家という人間は恐ろしい。だから、迂闊にファンになってはいけないのだ。傾倒してもいけない。そんなことをしたら、おしまいだ。あくまでも距離をとって、おっかなびっくり覗き見するほうがいい。それでも、覗き見されているフリをしながら、こちらを観察しているだろうこともわかってはいるけど。

一応追記というか。
作品の趣旨から離れてしまうけど、この『浄夜』には小説を書くためのヒントというか本質のようなものが見え隠れしていると思った。それもまた巧妙にまかれた餌だろうけど、俺は食いつかずにはいられなかった。

R・ブローティガン3冊

投稿日:2008年04月22日(火)

小説を書くためには読書が必要というアドバイスのもと、ここ一ヶ月でけっこうな量の本を購入した。読んだとは書かない。買ったまま積んである本もあるからだ。そしてまた買った。今回は新刊として購入した。古書ではない。3冊買った。3冊だと1500円以上になって送料無料になるからだ。ただそれだけのことだ。

リチャード・ブローティガン
『芝生の逆襲』
『西瓜糖の日々』
『アメリカの鱒釣り』

ブローティガンは、かなり昔から読もう読もうと思っていた。昔からブックオフで探しているがまったくなかった。なぜかふいに古書ばかり買っていてはダメだという声が俺の無意識の領域から聞こえてきた。ただそれだけの理由で楽天BOOKSに注文してしまった。

鈴木志保『船を建てる』という漫画をご存知だろうか。アシカ大王を崇拝するアシカたちの、何気ない終わりの風景を描いた少女漫画だ。少女漫画だけど、俺は大好きで、今でも手の届くところに置いていて、一日の終わり、パソコンの電源を切った後の部屋で一人読んでいたりする。とても好きな漫画だから、他人にはおすすめしない。

レイ・ブラッドベリの『火星年代記』を読んだ理由はひどく単純だ。『船を建てる』の一巻に「100万年ピクニック」という話がある。俺はこのタイトルが気に入ってしまった。すてきなタイトルだと思った。そしてあるとき『火星年代記』の最終章が「百万年ピクニック」だということを知った。すぐにAmazonに注文した。ただそれだけなのだ。

ブローティガンを読んでみたいと思ったのも単純すぎる話だ。作者の鈴木志保先生が「リチャード・ブローティガン好きっ子」だからだ。

そんな単純な連鎖でも、いいと思う。

勇気を出して図書館デビュー→するつもりが閉館日

投稿日:2008年04月22日(火)

昨日、月曜日だった。
図書館は、閉館日だった。

ただ今日はそのことだけを報告する一日。

勇気を出して図書館デビュー

投稿日:2008年04月21日(月)

地元の図書館の蔵書をインターネットから検索できることがわかった。田舎の図書館がまさかそんな気の利いたサービスをしているとは思わなかった。ざっと調べてみると、名作の類はもちろんだが、ここ最近の人気小説もおいてある。ただ、文章指南本はあまりなさそう。

とりあえず、行ってみる。学校以外では初めての図書館利用になる。正直怖い。引きこもりニートが家の外にでるために、どれだけの決心と勇気が必要か、語ってもいいけど今はそんな気分じゃない。念のため、饅頭怖いではないことは先に書いておく。

では、行ってこよう。

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プロフィール

HN:
小瀬朧
性別:
男性
自己紹介:
創作怪談、twitterの短文小説#twnovel、短歌など。
メールでのご連絡は benzine100@gmail.こむ スパム対策なのでこむをcomにかえてください。 


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